心に響く秀逸なキャッチコピーを記事に参考できる視点とは

 

僕は散歩がわりと好きです。

 

先日も、雲間から見えた黄身色にぼーっと鈍く光るお月さまを眺めつつ、心地いい夜風を感じながら散歩をしていました。

 

すこし小道に入ったところで、ふと前を見ると、手から買い物袋を下げたスーツ姿の女性が歩いていました。

 

「こんなに遅くまで残業していたのかな?これから晩御飯作るのは大変だなぁ~。お疲れ様っス(*´ω`)」

 

と思いながら、小道をそのまま歩いていると、なぜか急に女性の歩くスピードが「カツ、カツ、カツ」と速まっていき、

 

最後には小走りで「コ、コ、コ、コ、コ・・・!」とはるか前方に駆け抜けていかれました・・・。

 

・・・なんだかその時、ちょっと切なくなったケントです(;´・ω・)(まぁ、物騒な世の中だからしょうがないよね(トホホ汗))

心に響く秀逸なキャッチコピーを記事に流用できる視点とは

 

ところで、記事作成していると、タイトルや見出しに使う言葉で悩むことってありますよね?

 

そんな時、「短くシンプルだけど心に刺さる言葉」を選ぶことができれば、すごくメリットがあります。

 

なぜなら、魅力的なタイトルだと「お、この記事読んでみよう」って思ってくれるのでクリック率も上がりますし、

 

魅力的な見出しが並んだ目次を見れば期待値も上がるので、離脱率を下げることや滞在時間を延ばすことにもつながるからです。

 

でも、イチからそんな魅力的な言葉をぽんぽん生み出せる人なんて、よほどの才能がある人でない限り難しいです(;´・ω・)

 

僕はまったく言葉のセンスがないので、タイトルを考える時はPCの前でよくフリーズしています(汗)

 

だとしたら、才能ないことは受け入れて「シンプルだけど心に刺さる言葉」を選べるように日頃から情報収集すべきですよね。

 

そこで、今回は「シンプルだけど心に刺さる言葉」について僕が日頃実践していることをお伝えしたいと思います。

 

これを読んで頂ければ、言葉に対するアンテナが伸び、すこし毎日がオモシロクなると思います<(_ _)>

 

 

ところで読者様は、「スワイプファイル」ってご存知でしょうか?

 

聞き慣れないカタカナでご存知ない方もいるかもしれません。

 

この場合のスワイプという意味は、英語では「借用」「盗む」という意味です。

 

スワイプファイルとは、過去に作成された優れたキャッチコピーやセールスレターを集めた資料のことです。

 

一流のコピーライターほどこのスワイプファイルをたくさん持っていて、書くときにパクって参考にしています。

 

やはり白紙から書くと時間も膨大にかかりますし、出来上がったものがはたしてちゃんと反応(成約率)が出るのかどうかも分かりませんよね。

 

人間が感動したり、焦ったりと心が動かされ行動を起こすのは、我々が感情の生物である以上、やはり一定の法則があります。

 

なので、過去に多くの人の心を動かしてきた実績のあるものを参考に作成すれば、やはり高い確率で人の心は動きます。

 

「イチから作成するなんてそんなリスクを冒すより、手っ取り早くスワイプしちまえ!」っていうのがこの業界の常識なんです。

 

でも、べつに悪い事ではなく、受験でも、スポーツでもなんでもそうですが、優れた先人から学ぶことはすごく効率的だと思います。

 

本来、学ぶは真似ぶから出来た言葉ですから(*´ω`)

 

ウェブライターでも一流の人は、執筆時間を短縮するために「記事の型」をたくさん持っていると思いますが、それと一緒です。

 

ただどちらも、そのまま使うのではなく、抽象度を一旦高めて、具体的に対象に落とし込むことが必要です。

 

もし、そのまま使ったのがバレたら、キャッチコピーなら商品に対する信用はたちまち失いますし、記事ならグーグルにペナルティを与えられてしまいますもんね(汗)

 

なので、世の中のコピーライターは、過去の良いコピーを参考にしながら絶妙な(微妙な?)ラインをけっこう攻めています(笑)

 

・・・と言ってもこれだけでは分かりませんよね?(;´・ω・)

 

では、具体例で説明します。

 

例えば、普段見ているCM、YouTubeの広告、雑誌や新聞紙のチラシなどのキャッチコピーにもスワイプされているものはたくさんあります。

 

分かりやすく有名どころとしては・・・

 

LUMINE「わたしらしくをあたらしく」

 

これは、「LUMINEでは、あたらしいあなたになれるよう、我々があなたらしく相応しいものをご提案します」というメッセージです。

 

言葉の語呂バランスや読んだ時の音も気持ちいいので、頭の中に残りますよね。

 

そんな言葉はライターなら速攻でスワイプするべきだと思います(*´ω`)

 

・・・ただ、やはりこんな素晴らしいコピーは、もう世の中はすでにスワイプしているんです。(ルミネが先か後かは分かりませんが)

 

たとえば、

 

新生銀行

「あなたらしくを、新しく。」

 

NPO法人ママハタ

「わたしらしくあなたらしく」

 

かなり似ていますよね(汗)

 

さらに組み合わせたものもあります・・・。

 

松山市

「新しく、私らしく、あなたらしく」

 

シティ情報くまもと

「あたらしく、あなたらしく、暮らそう。」

この2つは、この町でこの先希望ある暮らしが待っていることを抱かせるので、すごく好印象ですよね!

 

さらにほかにも・・・

 

宮城学院高等学校

「新しく、美しく、あなたらしく」

アデランス

「私らしく、美しく。」

 

意思のある凛とした心の美しい女性像をイメージできます。

 

日本盛「もっと、美味しく、美しく。」

 

さらに酒造会社で有名な日本盛では、「お酒=美容効果」を短い言葉で表現できています。

 

まだまだ酒市場拡大の余地がある女性層をターゲットにし、もっと美しくなりたい女性のお酒におけるベネフィット(付加価値)をわずかな文字でアピールしています。

 

このように、秀逸なコピーは、いろんなところでスワイプされていることが分かるかと思います。

 

コピーの目的は、いかにシンプルで分かりやすいメッセージで人の目を引き、心に響かせることができるかなので、

たとえそれがスワイプしたものであろうと、その目的が達成されれば結果的にオーライ♪です(*´ω`)

 

ちなみに、最もシンプルでメッセージ性のある有名なコピーがこちら。

 

もののけ姫「生きろ。」

 

「。」のわずか一文字で、強い意思を表現しています。

(これまで紹介したコピーも、実は「。」が入っているものとないものがあることが見て取れると思います)

 

「生きろ。」

 

当時、このコピーは世の中で称賛されました。

 

なので、「このコピーもきっといずれどこかでスワイプされるのでは?」と思ったのですが、

 

意外や意外、身近なところでスワイプされていたんです!

 

風立ちぬ「生きねば。」

 

「これはかなり勝負したなぁ~、ジブリさん(笑) 」

 

と当時思いました。(自分で自分をスワイプするとはねっ( ´・д・)エッ)

 

でも、ジブリさん、ほかにもスワイプしている節はあるんです・・・。

 

千と千尋の神隠し

「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」

 

これまで日本で公開された数々の映画の中で歴代1位の興行収入308億円を記録した『千と千尋の神隠し』。

 

この時のキャッチコピーは「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」だったのですが、

 

僕はこれを観た瞬間、

 

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」

の冒頭句があまりにも有名な、川端康成著『雪国』を思い出しました。

 

もちろん、ジブリのスタッフが、はたしてこのフレーズをスワイプしたのかは分かりません。

 

ですが読者様も、山中にひっそりと佇む少し長く暗いトンネルを抜けると、なんだかその先には違う世界が待っているような感覚ってないですか?

 

どこかすこし秘密めいていて、ワクワク感もあります。

 

実際に、『千と千尋の神隠し』では、トンネルを抜けるとそこには人間とは異世界の模様が描かれていましたよね。

 

一方、『雪国』は、トンネルを抜け、降り立った温泉町で、文筆家で妻子持ちの島村と芸者の駒子が互いに惹かれあうお話です。

 

どちらのストーリーも、どこか秘密めいていて、観客や読者はきっとワクワクすると思います。

 

それを、「トンネルのむこうは・・・」のコピーや、

「トンネルを抜けると・・・」の冒頭句によって間接的にメッセージを我々に伝えていたのかもしれません。

(オブラートに包み顕在的ではなく潜在的に(秘密的に)伝えることをヒドゥンメッセージと言います)

 

このように抽象度を高めれば、『千と千尋の神隠し』と『雪国』には共通の隠れたメッセージを見出すことが出来ます。(あくまでも個人的な見解ですが)

 

普段ではこの「アニメ」と「純文学」は交わることなんてないのですが、それが言葉を通じて自分の中でふいに交わると

「ほほぅ・・・」

と僕は一人でニヤリとしてしまいます(すいません。マニアックで笑)

 

そして、日常生活の中でいろんなコピーに注目して日々送っていると、わりと「これはあれのスワイプなのでは?」と思う場面がたくさんあることに気付きます。

 

「このコピー、素晴らしい!」ってただ感動して終わるだけでなく、そこからいろいろな視点で考察すれば、意外なものが見えてきたりします。

 

またこの視点は「抽象度を高めるトレーニング」にもなります。

 

「抽象度を高めるトレーニング」とは具体的にどういう内容かというと、

 

素晴らしいコピーに対して、僕は自分の記事にも落とし込むことができるか考えていました。

 

そんなことが出来るようになると、何気ない日常がけっこうオモシロクなりますよ♪

 

でも、「コピーを記事に落とし込むってどうするの??」って思うかもしれませんね。

 

たとえば、駅構内の広告などは秀逸なものが多いので、すごく抽象度を高めるトレーニングになります。

 

このブラックサンダーのコピーなんて素晴らしいですよね(*´Д`)

 

(読者様も、こんな魅力的なコピーは発見したら日頃から写メをとったりしておけばいいですよ!)

 

たとえば、相手の心をほぐしたり、集中力を持続させるために雑談をワンクッション入れたらいいタイミングってありますよね?

(面接の始めやセミナーの途中とかでよく使うテクニックです)

 

記事もワンクッション入れたほうが良い場合ももちろんあります。

 

そこで、このブラックサンダーの「プッ」と笑えるようなネタを、ワンクッションとして記事のどこかに入れることが出来たら良いですよね?(*´ω`)

 

なので思考手順をすこし例に出すと・・・

 

もちろん、そのままでは使えないので、一旦抽象度を高めて使います。

 

このブラックサンダーのコピーの抽象度を高めれば、「値段と気持ちは比例する」という事です。

 

もっと言うと、「どうでもいい相手は何でもいい」ということです(笑)

 

それを販売会社自身が本来ならマイナス要素なのに、それを受け入れて「義理」と自虐的に語っているから面白いんです♪

 

なので、この型(パターン)をたとえばこんな風に記事の導入文にもってきます。

 

先日、友達と3泊4日の北海道旅行から帰ってきた妻から、一目で適当とわかるお土産(=一目で義理とわかるチョコ)をもらいました・・・。

 

とりあえず私はその場の雰囲気を壊したくなかったので、

 

「わぁー!わざわざこんな(無駄に)重たいのに買ってきてくれたんだぁ♪ありがとう!」

 

と妻に感謝しました。

 

ちなみに来月は広島旅行に、(私をまた置いて)友達とまた行くそうです。

 

その時のお土産は宮島のペナントのような予感が今からしています・・・。

 

「わぁー!わざわざこんなオシャレな三角形買ってきてくれたんだぁ♪ありがとう!」

 

・・・とはさすがにわざとらしくて言えませんよね?(汗)

 

もらったときに、どんなコメントして乗り切ろうかが今最大の悩みです。(;´・ω・))

 

せめて紅葉まんじゅうであって欲しい・・・とひそかに願う今日この頃です。

 

ところで、読者様はスワイプファイルってご存知でしょうか? ホニャララ~

 

 

・・・と冷めた夫婦仲を自虐ネタとして導入文とかに使えそうです(*´ω`)

 

このように、秀逸なキャッチコピーは、視点を変え抽象度を高めれば、自分の記事にも落とし込めそうなものがたくさんあります。

 

なので、たくさんのコピーをスワイプファイルとしてまとめておけば、自分だけの強力なツールとなるのでおススメします♪

 

まとめ!

 

今回は分かりやすくスワイプを説明する題材としてキャッチコピーを例に紹介しましたが、セールスレターだって考え方は同じです。

 

そのほとんどは過去に先人が書いたコピーをスワイプファイルとしてストックしておき、それを参考にしながら作られているはずです。

 

なお、スワイプファイルは自分で作ることも可能ですし、反応率の高いスワイプファイルだけを集めたものを購入することも出来ます。

 

ここで、読者様にお伝えしたいことは、秀逸なキャッチコピーやセールスレターはたしかに内容が素晴らしいですが、

 

決して天才が作っているものではないということです。(ここ重要です)

 

ちゃんと売れる型があり、それに沿って商品の属性に寄せながらいろんなコピーライターが書いているだけです。

(ただ、コンセプトがそもそもずれていると全く反応がとれませんが・・)

 

なので、読者様も全然書けますし、たとえ今は書けなくても日頃からアンテナを張って情報収集しておけば、そのうち書けるようになると思います。

 

コピーライティングを始めたいという方は、スワイプファイルをまずは集めて取り組んでみるのもいいかもしれませんね。

 

 

最後に最も有名なキャッチコピーのひとつをご紹介します。

 

「そうだ 京都 行こう。」

 

これは誰もが一回は聞いたことありますよね♪(*´ω`)

 

ちなみにこの写真は紅葉ですが、ほかにも夜にライトアップされた寺社など風景のパターンはいくつかあり、本当にどれもが「はぁ~、日本ってやっぱいいな」と思うくらい秀逸な広告ばかりです。

 

日本の美が表現されていますので、きっと日本人ならグッとくるのではないかと思います。

(この広告を見ても、はぁ~、京都に行きたいっ♡って思いますよね(*´v`))

 

ですが・・・

 

実は今、日本人の”京都離れ”が少しずつ進行中なのはご存知でしょうか・・(汗)

 

理由は、インバウンド(訪日外国人旅行)の増加です。

 

外国人旅行者による消費拡大というメリットはたしかにありますが、観光地のごった返しに加え、ごみのポイ捨てなどのマナー違反などにより、本来の風情のある京都の魅力が今失われつつあるんです!

 

なんでも有料見学ルートですら、橋の上ではスマホで記念撮影する外国人達で身動きがとれないほどの混雑状況みたいですね(汗)

 

そして、日本人しか知らない穴場スポットもこれまでは確かにあったのですが、今やSNSなどで情報が拡散し、すでにそんな場所も消滅したみたいです・・・。

 

さらにダメ押しなのが、宿泊施設の予約が全く取れないという状況もかなり深刻です。

 

このまま何もしなければますますこの日本人の”京都離れ”は悪化するのは目に見えていますよね・・・。

 

 

でも、でもですよ?読者様。

 

 

日本人が”京都離れ”なんてあまりにも寂しすぎるとは思いませんか!? (ll゚Д゚ll)

 

 

日本の京都といったら、イタリアのローマみたいなもんでしょ!!(たぶん)

 

 

この由々しき問題を解決するためには、

 

 

この「そうだ 京都 行こう。」のコピーをスワイプしまくって、

 

 

外国人の目につきやすいところに広告を貼りまくり、

 

 

他の場所になんとか誘導しなくてはなりませんっ!ヾ(´Д`)シ

 

 

(もうこの際、HEY!GO  TO  NARA でもなんでもいいですやん!)

 

 

そこで、僕は調べてみましたよっ

 

 

一体どれだけこのコピーが世の中にスワイプされているのかと。

 

 

そしたら、すでにスワイプを実行し、誘導している広告があったんです!

 

 

それが、こちらですっ!!

 

 

 

 

(;´Д`)(ん~、やっぱ”京都離れ”食い止めるのむりかもぉ)

 

 

だれか良い策をお考えくださいm(__)m

 

 

また最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

 

ケント

 

TOPに戻る