- ブログでどう記事を書けばいいか分からない
- ライティングの基本が分からない
- 読みやすい文章を書くためのコツを教えてほしい
いつもお読み頂き本当にありがとうございます。
前回は賢人のライティング講座|集客ブログで読みやすい文章を書くためのコツ4か条をご紹介しました。
今回は、その前回のつづきになります。
ところで、あなたは文章力ありますか・・・?
そう聞かれて「はい、あります!」と自信を持って答えられる方はやはり少ないと思います。
でも、読みやすい文章だと読み手はスラスラ読んでくれますし、
きっとそんな文章ならあなた自身の評価にもつながるので、ぜひとも文章力はつけたいところですよね!
普段文章を書き慣れていない起業家さんは多いので、文章力を鍛えたいと日頃から何となく思っている方は多いと思います。
ただ、文章力よりも前にまず知っておいて欲しい「基本的なこと」があります。
この「基本的なこと」をちゃんと理解できている人と、出来ていない人では、文章の読みやすさがまるで違います。
これが出来ているかどうかで、地味にメルマガの登録率や商品の成約率にも大きく影響すると思います。
なぜなら、読みにくい文章は説得力も感じられないからですね。
そこで今回は、これからブログ集客したいと考えている方に、まずは知っておいて欲しい「文章における基本中の基本」をお伝えしたいと思います。
ブログ経験が長い方は今回は知っていることばかりかもしれません。
ただ、書くことに慣れてくると、意外と基本が出来てないことってありますよね。
初心に帰るという意味で、お読み頂ければ幸いです。
集客ブログにおけるライティング基本心得5か条とは?
結論から言うと、文章における基本中の基本は以下の5つです。
- 「です・ます」「だ・である」が統一されているか
- 誤字脱字はないか
- 漢字とひらがなの割合は3:7
- 行間、改行は適切か
- 句読点は一文にひとつを意識する
上から順に説明します。
「です・ます」「だ・である」が統一されているか
「です・ます」調の文を敬体 、「だ・である」調の文を常体といいます。
特徴としては、敬体はやわらかい印象で主に教科書、説明文、紹介文などに使われることが多いですね。
一方、常体は敬体に比べ断定的で堅く、新聞やニュース、あるいは学術論文などに使われます。
敬体の文章にするか、常体の文章にするかによって読者に与える印象が違ってきます。
また、どちらかに揃えて書かないとまとまりのない読みづらい文章になってしまいますので書く前に決めておきましょう。
女性がターゲットであれば、敬体がオススメです。
一方、男性がターゲットで個性を出したいなら常体でもいいかもしれません。
なお、日頃から練習しておいて、どちらでも使いこなせるようにしておきましょう。
記事の中では、過去の体験を振り返ったり、過去に感じたその時の心情を表現したい時があります。
そう言う時には、「場面転換の演出テクニック」として語尾を変えたりするのは有効です。
たとえば・・・
私はその問いに対してこう思ったのだ。
「まだやれることはある・・」と。
そこで、すぐに私は先方にアポをとり、車に飛び乗った。
この咄嗟の判断が、のちに振り返ると明暗を分けたのである。
・・・・
あの時の記憶はまだ鮮明に残っています。(本当に崖っぷちでした・・・)
ですが、今ではお陰様で先方とは良好な関係を築けており、重要な仕事パートナーとしてお付き合いさせていただいています。
とかですね。
上記のように当時のエピソードが敬体だと、「自分ごと」としての緊迫感や臨場感がイマイチ演出できませんよね。
ちなみに、上記の「あの時」など時間軸のギャップを表現できる単語を使うと「ストーリー」も演出しやすくなるので意識して使うのはオススメです。(ここ重要です)
誤字脱字はないか
誤字脱字が発生する原因として集中力の低下があげられます。
人間の集中力は15分刻みで30分、45分と時間が経過するごとにどんどん弱まっていくと言われています。
30分集中したら5分休むなど、自分に最適な方法を見つけ休憩をとりながら作業するように心がけましょう。
また効率よく作業できるようにパソコン周りも整理整頓しておきましょう。
もし可能であれば、余計なモノはなるべく捨てた方が良いです。
机の上にある普段使ってない余計な文具類、ずっと開くことなく本棚に置かれている書籍や雑誌を全部処分(メルカリなどで売却)してみてください。
すべて処分して部屋を一掃すると、それだけで体からエネルギーが湧いてくることを実感できるはずです。
実は、人が1日で使えるエネルギーは限りがあり、日々あらゆる無駄なことに大切なエネルギーがどんどん奪われるんです。
一番良いのは身の回りの余計なものを処分することです。
これが、手っ取り早くエネルギーを高め、集中力が増す方法です。
たとえば、仕事のできる人の部屋や職場ほど、モノが少なくシンプルに身の回りが整理されていると思いませんか?。
デスクトップやブラウザのブックマークなどPCの中もそうですね。
必要なものだけを残し、身の回りをシンプルにすることでエネルギーを蓄え、高いパフォーマンスを発揮しているんです。
なので、誤字脱字が多いと感じる人は一度チェックしてみてくださいね。
とは言え、あなたはいろんな仕事を抱えていますし、ひとつのことだけに集中するのもなかなか大変です。(いつもお疲れ様ですm(__)m)
そこで、誤字脱字をチェックできるツールもありますので、もし良かったらお使いください。
日本語校正サポート
誤字、誤変換や不快語など設定をカスタマイズしてチェックすることができます
Enno
誤字脱字のほか、タイポ(スペルミスやタイプミスのこと)、変換ミス、文字化け、誤用、 スペースのエラーなどもチェックできます。
2つとも文章をコピペするだけで無料で利用できて便利ですよ!
漢字とひらがなの割合は3:7
見やすい文章を書くにあたってすごく大切な視点があります。
それは文字のバランスです。
一般的にきれいな文章の漢字とひらがなの比率は3:7といわれています。
従って、一番良いのはAだ
したがって、最も良いのはAだ
上記の例文ではひらがなの割合が違いますが、ぱっと見た瞬間、上の方が少しむずかしい印象を受けると思います。
「従って」を「したがって」に変えるだけで随分印象が変わりますよね。
また「一番良い」と「最も良い」だと、前者は漢字が3連続で使われているので、すこし詰まった感があります。
一方で、最と良の間にひらがなが入っていると少しゆとりのある印象になります。
細かい事かもしれませんが、文章全体の情報が目を通じて頭の中に入ってくるときに、漢字が密集している部分が多いと、人は圧迫感を感じます。
なので、漢字の比率が多い場合は、違和感のない漢字をひらがなすることもテクニックの一つです。
たとえば、ひらがなにしても違和感がない単語は以下のとおりです。
ひらがなにしても違和感がない例
僕もそうですが、論文を読むのがなかなか気が進まない理由は、ぱっと見た目からして漢字が多いので堅苦しい雰囲気を感じるからです。
「うわ、なんかむずかしそう・・」って思いますよね(汗)
ブログも一緒で、漢字を多用している堅苦しい文章だと読まれにくいです。
(内容がかなり良かったり、面白いと例外かもしれませんが)
なので、日頃から漢字とひらがなの割合については、意識しておくといいです。
漢字が多すぎたり、逆にひらがなが多すぎたりすると読者は疲れて読む気がなくなってしまいます。
内容以前にそこで読まれなくなってしまうのはもったいないのですよね。
ちなみに、比率をチェックできるツールがあります。
気になる場合は、簡単に調べることができるので一度チェックしてみてください!
改行、行間は適切か
今はPCよりもスマホで記事が読まれる機会が多い時代です。
よくスマホで表示した記事で気になるのが、文章の途中で不自然に改行されていたり、段落の行数がとても多い記事です。
漢字とひらがなの比率もそうですが、僕はパッと見て「読むのが面倒そうだな」と思ったものは読みません。
あなたもそうではないでしょうか。
そこで、注意点としては以下のとおりです。
改行は5行以内に
改行のない文章がだらだらと続くと文章に圧迫感がでてきてしまいます。
個人的には3行がベストだと思いますが、最低でも5行以内にするようにしましょう。
行間は1~3行を意識
行間が広すぎると読者は文章を読むのに何回もスクロールしなければならなくなり、記事を読むのが面倒に感じます。
また反対に狭いと見ていて圧迫感がでてきます。
この2点に注意して記事を書くと随分と読みやすくなります。
また、僕は文字のフォント(文字の形状)も読者に与える印象が変わるので重要だと思っています。
あなたのイメージに合っているものを選びましょう。
あと記事作成後は、パソコンだけでなくスマホでも文章チェックは必ず忘れずにしましょう。
PCユーザーよりもスマホユーザーが多いのでこれも重要なルーティン作業の一つです!
句読点は一文にひとつを意識する
最後になりますが、内容が理解しやすい文章にするには句読点(句点「。」読点「、」)を適切に使用するのも大切です。
僕が個人的に読みにくいと感じる文章は読点が多い文章です。
また句点が多いと読み手に文章が下手な印象を与えてしまいます。
最適な一文の長さは40文字前後といわれていますので、その中に読点と句点それぞれ1つずつを意識して書きましょう。
以上、集客ブログにおけるライティング基本心得5か条を紹介しました。
集客ブログにおけるライティング基本心得5か条まとめ
・「です・ます」「だ・である」は統一できてるか
・誤字脱字はないか
・漢字とひらがなのバランス
・改行、行間は適切か
・句読点は一文にひとつを意識する
もし良かったら、今回の内容を実践してみてください。
きっと読みやすい文章が書けると思います。
ところで、
「このバットで素振りしてみて?」
と僕から言われ、バットを渡されたらあなたはどうしますか?
きっとバットを握り、ブンっ!と振りますよね?(まさか僕をバットでは殴らないですよね?w)
もちろん僕のお願いした通りなのでOKです。
ただ、バットを振るにしてもグリップの握り方に正しい握り方があるのはご存知でしょうか?
そう改めて言われると、バットのグリップは指先で握ればいいのか、手のひら全体で握ればいいのか、全然わかりませんよね?
実はグリップの握り方はバッティングにおいてめちゃくちゃ重要なんです。(ちなみに僕は大学まで野球部でしたので割と詳しいんです)
で、正解は、指先でも手のひらでも良いのですが、右打者なら左手(下の方の手)は手のひらで握ってはダメと言われています。
つまり「両手とも指先」、あるいは「左は指先右は手のひら」です。(左打者なら逆)
なぜかというと、下の手まで手のひらで握ると、振った時に脇が空いてしまい、悪い姿勢になるからです。
(もう少し詳しくいうと、ヘッドが下がるのでポップフライになりやすく、特に外角球だと強い打球が打てません)
ここで大事なことは、素振りはただ振ることが目的でなく、本質は「ヒットやホームランを打つためのスイングの確認作業」です。
つまり、バットを振るのは誰でも出来ますが、素振りの基本中の基本の知識を知った上で練習しないと、何度振っても、全然質の高いものにはならないという事です。
これはライティングにおいても当てはまります。
誰でも文章は書けるかもしれませんが、基本中の基本の知識を知った上で書かないと、何記事書いても、全然質の高いものにはならず、文章力もつきません。
やはり野球もライティングも基本が肝心です。
ただ、何でもそうですが、最初から上手くこなせる人はいません。
やはり、普段の心がけが大事だと思います。
野球はホームランをいきなり狙うよりも、やはりコツコツとヒットを重ねるのが上達の秘訣です。
バットの素振りは少なくともこれまで数十万回は振ってきました。
野球と同様、ライティングも奥が深いので、これからもコツコツと記事を重ね、取り組んでいきたいと思います。
お互いがんばりましょう!
また最後まで読んで下さりありがとうございました。
ケント
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