
ケントです。
いつもありがとうございます。
僕はウェブ空間の中で作ってみたい世界があります。
しかしながら、その規模が大きくて一人では到底成し遂げられません。
なので、自分の世界観に共感してくれた女性ライターと一緒に取り組んでいます。
嬉しいことに今はおよそ100名の仲間が集まってくれました。
一緒にあーでもない、こーでもないと言いながら毎日ワクワクしながら取り組んでいます。
僕の実現したいことは、女性、とりわけ主婦さんが「書人」として活躍できるステージを作ることです。
ちなみに、このコミュニティーの中では、みんなお互いを「ライター」ではなく「書人」と呼んでいます。
ライターはクライアントへ記事を納品し報酬を得れば基本それで終わりです。
また新たに次の記事に着手し、クライアントへ納品。
そしてまた次の記事へ・・・。その繰り返しです。
ライターとは書く仕事ですが、ごく一部の恵まれた高報酬ライターをのぞき、
生涯これを独りで続けていくのはなかなかの覚悟がいると思います。
何よりも自分の資産としては残りませんよね。
「書人」
自分のために記事を書き、着実に自分の資産として残し、それを「個のスキル」として世の中に発信し稼ぐ人
僕は「書人」をこのように定義しています。
そして、気の合う「書人」が集まり、「ライティングの面白い未来」に向けて全員で取り組んでいく環境、
すなわち、
「書く仕事」を「書く人生」にできるコミュニティーの形成
これを実現するために現在進行形で取り組んでいます。
コミュニティーの中には本当に尊敬でき、魅力的な書人がたくさんいます。
そこで、今回はその中の一人の書人を紹介したいと思います。(ブログは共有できるのでお招きし、執筆してもらいました(*´ω`))
もし良かったら、読んでみてくださいね。
もしかしたら、読者様のライター人生において何かのきっかけになるかもしれません。
ケント
拝啓
このお手紙を読もうとしてくれている、心優しき、あなた様。
手紙とは人に送る文章。
まだ見ぬ、あなたに向ける文章とはこれ如何に?
ネットの広大な大海原を前に、ポツンと一人、途方に暮れています。
この大海原を越えて、無事あなたにお手紙が届くだろうか?
遡ること一週間前。
ライティングの面白い未来を語らせると向かうところ敵なし!の漢、ケントさんからの
「書人からの手紙、書きませんか?」
二つ返事で了承し、その時は爽涼たる風が、頬を優しく撫でるほど穏やかなオーシャン。
そんなビューを定まらない瞳で眺めていたのも束の間
「自分の事を書くんだ!」
そこから一転、穏やかなオーシャンは荒れ狂う大海原に。
ありていに言えば、語るに足る人生なのか?
「私が書くと、へんてこになりますよ?いいですか?」
そんな問いに、
「思うがままに自由に書いて下さい。」
あさって向いて走り出そうとしている私に、ケントさんからの助け船が出されたのです。
かくして私のあさって向いた船出の始まり始まり。
私のお手紙がモーゼの十戒のように荒波をかち割り、あなたの元へ届くのか?(船は何処行った?)
したり顔で誤手を打つ、私risaの大航海、良かったらお付き合いください。
シケも治まり、凪の中、やっとお手紙を書けそうです。
はじめまして、risaと申します。
イノシシの如くあさって向いて突進する性質は、歳を重ねるごとに鮮やかに色濃く、周りを困惑させてるとかしないとか。
そんな肥大した神経を持つ私ですが、断じてアヤシイ人間ではありません。
日本国籍を有する、一般的な中年女性。
頭のネジが常に数本行方不明ですが、生存にはなんら問題なし!
・・・・・・・・・・。
益々アヤシまれてる気配が伝わって来てますが、ちょっと待ってください!
もう少しお時間を頂戴!
えーと、、、そうそう!夢を叶える為ならどんな努力も買って買いまくったあの日(プライスレス)
そんな私の子供の頃の夢は、ウェディングドレスのデザイナー。
テレビドラマの不幸な境遇の主人公が幾多の困難を乗り越え、ウエディングドレスのデザイナーに成長する物語に自分を重ね
「絶対に叶えてみせる!」
そんな思いを胸に専門学校に進学。
あまり裕福ではなかったので、授業料のためバイトを掛け持ちし、通学に二時間近くかかったので日付をまたいで帰宅も当たり前。
そのあと小一時間、母へのマッサージ(筋肉の疾患のため)
しかし一ミリもしんどいと思ったことなどありませんでした。
それどころかきら星の如く働いたバイトの数々は、異なる価値観の人々が居ることを実感として感じることが出来た、貴重な体験でした。
- トラックの荷台に乗り、ドナドナのように激しく揺られ観光地へお土産売り(時給500円台)
- 見よう見まねでの巫女。
- ペットショップのつがいのチンチラが売られて行くとき、嗚咽を堪えながら飼い主さんとなる人との沈黙の握手。
- 仲居のチップをボス姉さん(70代)に「アナタのものはワタシのもの」と言わんばかりに巻き上げられる不条理。
- 料亭で着物での接客のはずが、いつの間にか裏方を牛耳るお婆ちゃんと阿吽の呼吸での皿洗い&盛り付けの大抜擢、等々・・・。)
このように幾多の困難を華麗に乗り越え、うり坊はイノシシへと成長したのです。
どうですか?アヤシくないでしょ?
そんなイノシシがデザイナーとして就職出来たから大したものです。
しかしデザイナーもお気楽な稼業ではありませんでした、ホント大変!
イノシシは頑張り屋さんなので仕事をバリバリ、社長にゴリゴリ怒られてもどこ吹く風と鼻をブヒブヒさせながら、面白いことを掘り当てることに大忙しの日々でした。
しかし、なんやかんやで退職、すぐさま結婚を機に東京へ。
そこからは専業主婦としてバリバリ趣味にいそしむ毎日!
研ぎ澄まされた自慢の嗅覚で、趣味を七色に変え
ある時は超ひも理論(ざっくりですが、相対性理論と量子論を統一しようぜ!という仮説。この世は10.11次元という高次元を慮る論理)のスピーチをTEDで見るも、スピーカーはもちろん英語、当時は日本語訳が無かったので、英会話教室に通い、頼み込んで教えてもらったり。
またある時は、タイ料理のソムタム(青パパイヤのサラダ)をおいしく作れるまで石垣島から青パパイヤ10㎏を取り寄せ、一日二食、一か月近く一人でソムタムを食べ続けたり、、、、。
趣味に惜しみなくつぎ込む労力に、友達は本気で引いてましたっけ。
そうこうしていると時は with、コロナ。
次なる面白い事をとブヒブヒしてると、掘り当ててしまったのが、ライティング。(←やっと今ここ)
最初こそ、「ライティング=照明」と高レベルの勘違いをしていましたが、そこは亀の甲より年の劫。
わずかに匂う嗅覚を頼りに、ライティングの面白さを何とか体感したい!
と気づけばケントさんに文字通り、猪突猛進でタッチダウン!
募集期間を過ぎてたにもかかわらず、そしてどこの馬の骨とも知らない猛々しく突進してくるイノシシを分け隔てなく育ててもらってる。そんな心境です、ありがたや。
「社会」と無縁だったイノシシはこんな感じで気ままに暮らしていましたが、ふと、今の「社会」について考えを巡らせました。
イノシシには三人のうり坊がいますが、この子たちがイノシシになるころには、今とどう違うのだろうかと。
母さんイノシシは思いました。
今の「社会」を知りたい。
今、何が起こっていて、未来はどう変わるのか。
コロナを機に、世界は一変しました。
夏もマスクをつけるなんて想像もしてなかった。
離れた人に会うことが困難になるなんて予想出来なかった。
大勢の友達と人の目を気にせず乾杯することが容易にできなくなるなんて誰が想像した?
凝り固まった価値観や、今まで当たり前だと思ってた常識が、ガラガラと音をたてて崩れていく。
それはきっと、今後も速度を落とすことなく、むしろ加速しながら進むのでしょう。
うり坊たちは、この変化する社会の中でどう考え、どう生きるのか?
言いなりにならず、正しく考え、行動出来るイノシシになって欲しい。
そして母さんイノシシはひらめいたのです。
「かあさんイノシシ、社会に出るってよ!」
机上の空論ばかりではらちが明かない。行動あるのみ!社会を体感せねば!
そこで、これからの社会とは?の自問に、イノシシ級の脳みそがはじき出した答えは
インターネットの世界、一択でした。
古い世代の人たちに世界を変える力はない。世界を変えるのはいつも「新人」である。
トーマス・クーン「科学革命の構造」
ざっくりの意訳ですが、この言葉を胸に、今まで足を踏み入れなかった禁断の「ネットの世界」に全くの無知の新人が、鳴り物入りで突進する運びとなったのです。
勢いだけで入った全くの新人母さんイノシシは、文章を書く事など無縁でした。
自分の言いたいことは、顔面の筋肉を駆使して、相手に伝わればそれで良し。
文章を書きたい願望は無かったのです。
逆に言葉を扱うことに畏怖の念さえありました。
言葉は諸刃の刃、誰かを傷つける事が容易にできる。
しかし裏を返せば誰かを励ましたり、勇気づけたりだってできるはず。
どうせやるなら、誰かの役に立つことがしたい。
そして、社会って考え方を変えると、オモシロい所だと。
オモシロい場所めがけて突進する母さんイノシシはそう思うのです。
まだこのチームに入って、数か月。
ライティングとは、かくあるべき!や、私はこのチームに入ってこんなに変わりました!
と言えるまで正直、経験を重ねていません。
しかしオモシロい未来を、熱く語るケントさんをはじめ、真摯に言葉に取り組むメンバーを目の当たりにして、母さんイノシシの嗅覚は正しかったのだと改めて実感しています。
ニクイことに(?)ケントさんは絶妙のタイミングで声かけをしてくれます。
5記事目を書き終えたところで
「Instagramでイラスト描いてみませんか?」
里親のケントさんは千里眼の持ち主でもあるようです。皆様、ご用心ご用心。
うり坊たちに社会を語れなかった、世間知らずな母さんイノシシは、只今インターネットの荒波をワクワクしながら航海中です。
一匹とおよそ100人のオモシロい未来は始まったばかり。
あなたに届けと、腕まくりで書いたお手紙でしたがそろそろ紙数が尽きそうです。
イノシシの大航海はまだまだ旅の途中。
オモシロい事件が起きたらまた、凪を待ってお手紙を書こうと思います。
頓首
世界を変える新人、イノシシ母さんより。
追伸
長々ととりとめのないお手紙を、最後まで読んでくれてありがとうございました。
心優しいあなたにだけ、こっそり言っちゃいますが実のところ、本気で世界を変えれると、イノシシ母さん思っています。
おいおい!イノシシの分際で如何なものか?との心慮、お察しします。
この船には千里眼を持つケントさんはじめ、個性的な楽しいメンバーも乗っています。
(ついでに七色に光るイノシシも)
もし気が向いたら、船に乗って一緒に旅に出ませんか?
イノシシが世界を変える大立ち回り、是非ご一緒出来たら嬉しいです。