この世の中は相似性に気づけば、誰でも成功に近づく
世の中には、一見関係ないような事柄でも物事の本質を考えると、
意外に類似性があり、同じパターンの事柄としてグループ化できることに気付きます。
少し例に出すと「教育」と「恋愛」にも相似性があります。
たとえば、教育ママ。
偏差値競争の勝者になれば子供が幸福になれると信じているママが世の中には事実としてたくさんいます。
最近でこそ、若い世代の意識は少しずつ変わってきたような感じもしますが、
それでもまだまだ「一流大学」信者の方は多いです。
それは何故かと言うと、「一流大学」だと「一流企業」に入りやすいので、
「一生安泰」が手に入るとみんなが信じているからです。
(ただ、最近は超一流企業でも軒並み大型リストラを発表していますが・・(汗))
そのために幼い頃から、
「一流大学に入るために今から頑張って!」
「入れたら一流企業に就職できるから!」
と我が子に教育ママは言い続けます。
そして、その子供は、友達と楽しく遊ぶ時間を削り、夕ご飯も塾の近くのコンビニで済ませ、夜22時くらいまで勉強漬けの毎日を送ります。
そして、悲願の「一流企業に就職!」
教育ママも長年の自分の努力が報われたと涙を流して喜びます。
ですが、教育ママは「我が子が一流企業に入れたから、これでもう安心♪」で終わるかもしれませんが、
子供は、次は一流大学出身の優秀なライバル達との熾烈な出世競争が待っています。
大学受験よりもシビアで残酷なレースのはじまりです。
会社を稼がせるために、上司に気に入られるために、自分の時間のほとんどを使い、
滅私奉公が当然とされる雰囲気の中で人生の大半を捧げます。
やがて、すっかり社会人として脂の乗った30代、40代の一番の大義名分は、住宅ローンや子供の養育費の支払い、老後の貯蓄です。
そのために、サービス残業、休日返上出勤、懸命に働く毎日・・・。
「この環境から逃げ出したい・・・」
どこか本音ではそう思っているものの、仕事も家庭も背負うものが次第に大きくなり、逃げられない状況に。
そして、いつの間にか自分で納得したふりをし、同じ会社で退職まで勤め上げます。
「これがあなたの幸福(しあわせ)なのだ」
と信じた教育ママの疑いのない献身的な我が子へのサポート愛が、
既存のプラットフォームに乗ったことにより我が子の人生を決定づけたのです。
こういう生き方はごく最近までは一般的で、疑問に感じる人は少数派でした。(むしろ一流企業に就職できたら羨望の眼差しでした)
決してそれが間違っていると言うことではないのですが、
みんなを単一方向の価値観にさせ、疑問を持たずに走り続けさせる日本の「教育」がそうさせたのです。
一方、この傾向は、「恋愛」も相似性があることがわかります。
たとえば、普段は「やっぱり男は中身よね!」と言っていた女性が、急にダメ男に盲目的な恋をしている時も同じです。
口だけはうまい男の「言葉のマジック」によって、ある日からその彼の虜になってしまうのはよく聞く話です。
そのダメ男のために、料理・洗濯・掃除まで献身的にこなし、そしていつの間にか情が移り、最終的にはお金まで貢ぎます。
彼に尽くすことが当然であり、
「これが彼にとって幸福(しあわせ)なのだ」
とサポートしている自分に納得します。
一番の大義名分は「私がそばいてあげないと、彼はダメになるの」という母性愛です。
この教育ママや捧ぐ女性の共通点は、どちらも「これが正解だから」と信じている点です。
「もっと幸せになる別の方法あるよ」
と客観的に判断し、親身になってアドバイスくれる人がいても、
これまでに費やした膨大な時間が無駄になると感じたり、
自分の過去を自分だけは肯定してあげたいという心理が働くのでなかなかリセットすることができません。
このように「教育」と「恋愛」はまったく関係性がないと思えるようなことでも、まったく違った角度から見れば、その両者には「相似性」があると発見できます。
そして、これは僕もあなたも同様であり、
偏った考え方ばかりをインプットしていると、
偏ったことを信じていつまでも実行してしまいます。
与えられた環境や状況に適応してストレスなく生きることは誰もが望んでいることであり、
偏りが仮にあったとしても、とりあえず現状に変化がなく、ストレスが小さいほうを選択してしまうのは人の本能としてはごく自然な働きだからです。
裏を返せば・・・
今までの常識であるが故に、自分の判断や信じていることは正常だと感じていても、
自分の所属する集団以外の人から見れば、
「もっと幸せになる別の方法あるよ」
という可能性が常にあるということです。
つまり、我々は世の中の相似性を発見することで、
今まで気づかなかったことに気づいたりすることがあり、
それが出来れば、近視眼的な見方ではなく、
上空から下界を眺める鳥のように、対局的な視界で物事をみることができるのです。
上記の「教育」や「恋愛」の相似性から得られる教訓は以下の通りです。
- 社会通念上のこれまでの考え方、やり方、仕組み、構造が正解だというわけではない
- ある一つの所属を追求することが幸福や安定をもたらすというわけではない
世の中の相似性に気付けると孤独なブロガーやライターの道は拓くかもよ
お恥ずかしい話なのですが、僕は元々駆け出しのライターから始め、数多くの失敗や挫折を経験しました。
特に、文章を書くセンスが全くなかったので、傷つき、劣等感に苛まれ、何度も「辞める」選択が頭の中にちらつきました。
苦労しながら一所懸命に書いた記事を納品しても、クライアントからは「ありがとうございました」の一言でいつも終わりです。
その記事が良かったのか、悪かったのかも分かりません。
そんな疑問を抱きながらも、また僕は次の案件探しの旅に出かけます。
まるで目的地もなく、彷徨い続ける孤独な旅人です。
でも結局、
「これがライターの道なのだ」
と自分を納得させていました。
そこからしばらくライター業をしたものの、どんなに頑張っても報酬金額が突き抜けないことに落ち込みました。
ライターは「フロー型」の仕事なので、一人で稼げる額にやはり限界があるのです。
そこで、僕は個人ブロガーに転身しました。
「ストック型」のブログで稼げるようになると、半不労所得の生活が手に入るからです。
そこから、ただひたすら黙々と毎日記事を書き続けました。
運良くブログ収益は発生し、毎月ある程度のまとまった報酬を受け取ることが出来ました。
たしかに銀行口座をみれば、数字だけは増えていきました。
「それが安定」といえば人によってはそう思うかもしれません。
ですが、僕は正直、その金額を見てもちっとも心の中は安定しませんでした。
いつグーグルの気まぐれなコアアップデートにより収益が吹っ飛ぶか不安でしかなかったですし、
どこに向かって自分はブログ運営をしているのか、ゴールを見出せなかったからです。
これでは、数年後は生き残れません。
「もっとワクワクできる息の長いビジネスを・・・」
やはり人間は、ずっと単調で変化のない状態で孤独に取り組んでいると、次第に気力が落ちます。
まるで時間が経った風船のように、やる気が次第にスーッと抜け、何かが萎んでいきました。
そして、僕は個人ブロガーとしてやっていくことに心が折れかけていたのです。
理想のコミュニティビジネスを作ろう
どこに向かって歩いているのか分からない。
ライターもブロガーも孤独だ。
やっていることにワクワクしない。
そんな葛藤を抱きながら、僕はライターやブロガーという仕事に限界を感じ、当時は心が折れそうになっていました。
その時に、たまたま手にとった本に今回の「世の中の相似性」という考え方が紹介されており、冒頭でお伝えしたこの言葉が最後に書かれていたのです。
この世の中は相似性に気づけば、誰でも成功に近づく
そして、そこから僕が導き出したのが先ほど紹介したこの内容だったのです。
- 社会通念上のこれまでの考え方、やり方、仕組み、構造が正解だというわけではない
- ある一つの所属を追求することが幸福や安定をもたらすというわけではない
ライターやブロガーの従来のやり方、仕組み、構造の常識を破壊し、
そして、ブロガーとライターという両者の垣根を超えたものは何か・・・?
僕はそんなことを考えたのです。
僕が実際に始めたコミュニティ戦略について
そして、ある日僕は大規模な外注化を開始しました。
目的は、自分が理想とするコミュニティを作るためです。
従来の外注化は、クライアントとライターの関係性が希薄でした。
その間にあるものは、記事とお金のやりとりだけです。
「もっと、互いにスクラムを組み、同じ方向に向かって歩むことはできないか。」
僕がライターの目指すべき「理想の未来」を提示し、みんなで共有できれば、きっと持続的なコミュニティができるはずだと思いました。
かつての僕の悩みや葛藤は、今のライターもきっと抱いているからです。
ライティングは人生最高のスキルです。
コミュニティが出来れば、ライティングスキルが高い集団が作れます。
そして、ライターは副業の方も多く、本業の専門スキルを持っている方が多い。
ゆえに、「チームライティング」を駆使すれば、あらゆる種類のコンテンツビジネスが展開できるはずです。
- コンテンツ販売
さらに僕がライター集団にブログノウハウを教えれば、全員が「ライター×ブロガー」のスキルと知識を兼ね備えた集団に格上げできます。
そうすれば、以下のマネタイズも可能になります。
- コンテンツ販売
- ブログアフィリエイト
- ブログコンサル
- 記事執筆代行
- 集客ブログ構築代行
- DRM構築代行
コミュニティメンバーでブログアフィリエイトに取り組めば、成功するまで作り続けることができます。
膨大な失敗データを分析しながら成功確率を上げていき、収益化できた資産ブログを少しずつ増やしていくだけです。
グーグルのアップデートの影響を受けても、一人では心が折れますが、全員で対応すれば何とかなるかもしれません。
一方、中小企業様や個人起業家(個人ブロガー)様に向けた外部サービスの展開もコミュニティで対応できます。
クライアント様に最も相応しいメンバーを選び、専門チームを編成すれば、一気に集客ブログを作れます。
また、メルマガやラインの教育シナリオも短期間で書き上げられます。
つまり集客から教育までは僕ら側で、販売はクライアント側で、DRM(集客〜教育〜販売)の自動化システム構築を分業できます。
これがクライアント様が独りで全部やるなら余裕で1年はかかります。
ですが、チームでトータルサポートすれば数ヶ月で完了できるため、他の重要なビジネスに費やせる時間が大幅に確保できます。(1年分ビジネスが加速する)
これらのマネタイズをコミュニティ全員で展開すれば、各メンバーは「複業ライター」として息長く活躍できます。
- クライアント様から受注して得られる「フロー収入」
- ブログやコンテンツ販売で得られる「ストック収入」
一方、ライターは「孤独」が理由で挫折する人が圧倒的に多いです。
コミュニティ自体が「ライター同士がつながれる」という価値が創出できれば、「場所ビジネス」として息の長い商品が完成します。
ライターにとって快適で居心地の良い場所が出来れば、挫折しそうな多くのライターを微力ながら手助けすることが出来るかもしれません。
- コンテンツ販売
- ブログアフィリエイト
- ブログコンサル
- 記事執筆代行
- 集客ブログ構築代行
- DRM構築代行
- 有料サロン
そして、これら多面的な展開によって得られたお金が、コミュニティの中で滑らかに動く仕組みを作ることができれば、全員で学ぶだけでなく、全員で稼ぐコミュニティが出来ます。
そこまでいけば(いきたい!)
「存続のために全員が相互方向で参加し、共創していくコミュニティ」
が誕生します。
これまでコミュニティの形態は権力者(芸能人、インフルエンサー、業界第一人者)主導の情報発信型でした。
でも、これからの時代は違います。
権力者が不在の「自立型コミュニティ」を創るべきであり、最終的には自分がいなくなってもコミュニティが存続できる形態が理想的です。
それができれば、同じ価値観をもった者同士が自然とつながり、それが「安心感」となり、あらゆる人の「拠り所」になります。
最終的には、持続的な「教学」「協働」「共存」の場所となるはずです。
どこに向かって歩いているのか全員が分かる。
ライターもブロガーも垣根なくつながる。
やっていることに全員がワクワクする。
これが僕の目指す「コミュニティ」です。
あれから僕は、今ではおよそ100名の女性ライターとコミュニティを運営するようになりました。
過去の自分と似た境遇にある仲間達には本当に共感できますし、
少なからず自分の経験を通してアドバイスが出来ているのではないかと思います。
だからこそ、少しずつ気の合う仲間が集まってきているのだと思います。
僕が取り組んできた具体的な戦略については、【コミュニティビジネス論】個人ブロガーがオンラインサロンを始める方法で紹介しています。
世の中の相似性に気付けると孤独なブロガーやライターの道は拓くかもよ【まとめ】
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ
ドイツの偉大な政治家
ビスマルク
これは、ドイツの偉大な政治家ビスマルクの言葉です。
ライターやブロガーという仕事は資格も要らないですし、誰でも簡単に一人で挑戦できる仕事としてはすごくオススメです。
ですが、なかなか結果につなげられる人は多くありません。
そして、たとえ運良く成果を出せても孤独に取り組み続けなくてはいけません。
ゆえに、始める人が多い反面、かつての僕のように傷つき、不安感に襲われ、
そして結局、辞めていく人がそれ以上に多いのがこの業界の常識でした。
ここで、上記のビスマルクの教えを参考にすれば・・・
物事の相似性に気づけば、これまでのライターやブロガーが直面している問題への教訓を学びとれるはずです。
ちょっと前までは、「個の時代だ!」なんて言われていましたね。
だから、おうちで気軽に一人で始められるブロガーやライターも人気が出たのだと思います。
ですが、僕は「個の時代」なんてものが成り立つとは思いません。
人間はいつの時代も助け合うコミュニティの中で繁栄してきた歴史があるからです。
ブロガーやライターも同じです。
あらゆる場所でブロガーやライターにとって理想的なコミュニティが出来れば、決して独りの世界だけでは得られない幸福(しあわせ)を、多くの人が実感できるはずです。
僕は、過去の自分と同じような辛い経験は、これからのライターやブロガーには味わって欲しくはありません。
だからこそ、今も孤独を感じ、この先も続けるべきか悩んでいる人に伝えたい。
「もっと幸せになる別の方法あるよ」
ケント
コミュニティビジネスの始め方については、【コミュニティビジネス論】個人ブロガーがオンラインサロンを始める方法をチェックしてみてください。
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