Webライターコミュニティーにおける濃度と可能性について

いつもありがとうございます。

ケントです。

 

僕はおよそ100名のライターが集まるライティングサロン「Site New Tourism」を運営しています。

> SNTとは?

 

今回は、実際にサロン運営をやってみた上で、「これからのコミュニティー」について何となく思っていることをお伝えしたいと思います。

 

「SNT」のサイトオーナー制度とは

ライティングサロン「SNT」では、サイトオーナー制度というものがあります。

僕は、ある程度長い期間仕事をご一緒して信頼できる方に、サイト運営をおまかせしています。

現在は14名の方がオーナーをやられています。(いつもありがとうございます)

 

日々、僕はチャットワークであらゆるメンバーと文字で会話をし、指示を出しているので、毎日キーボードに数万という文字を打ち込んでいます。(ゆうに数記事分の文字量だと思います。まるでライン中毒の女子高生みたいに文字打っています)

 

で、そんな膨大な文字のやり取りを毎日毎日していると、メンバー各自の人柄や仕事に対する熱量、モチベーションの変化なども伝わってきます。

よく「文字じゃ感情は伝わらないよね!」とは言いますが、そんなこともないなぁと実感します。

 

たとえばわかりやすい例を出すと、超忙しい時などはつい無意識的に雑な返事をして終わることってありますよね?(僕もやっぱりあります。とほほ)

でも、どんなに忙しくても時間を見つけてなるべく早く返事し、毎回その内容も丁寧な方がいます。

そんなメンバーと仕事をこれからも一緒にやっていきたいので、僕はそういう方にサイトオーナーを任せています。(そういうところって、けっこう重要なポイントだと思います)

 

だから、決して感覚的でサイトオーナーを選んでいるわけではありません。

ある程度、交わす文字の量にお互いの信頼関係は比例するのかなぁと思っています。

 

もちろん、まだまだサイトオーナーをお任せしたい頼りになる仲間はたくさんいます。

タイミングもやはりありますが、規模が大きくなれば、今後もどんどん信頼できる方にサイトオーナーに挑戦して欲しいと考えています。

(そこは僕の今後の課題の一つです)

 

コミュニティーの濃度について

 

ライティングサロン「SNT」では、「サイトオーナーや在籍期間が長いメンバーが幅を利かせる場所」でも「ただ日頃のライターの悩みを吐き出し、みんなで慰め合う場所」でもなく、「ライティングの面白い未来」に向けて全員が取り組む雰囲気が作られています。

(ほんとにメンバーの皆さんは志が高い人ばかりなのでありがたい)

 

客が増えれば増えるほど、ネットワークの価値が高まり、客にとっての便益も増えていくことを「ネットワーク効果」と言いますが、

SNTでは、この「ネットワーク効果」を意識して仕組みづくりに取り組んでいます。

 

もともとコミュニティー論としては、「人数が増えれば、コミュニティーの濃度は薄まる」と言われていました。

 

実際に、人気のインフルエンサーや芸能人のコミュニティー(オンラインサロン)は会員数数千人〜数万人の大規模のところもありますが、

僕もいくつか入会してみると、コミュニティーというよりは、どっちかというと「メルマガサービス」のようでした。

 

主催者→入会者(購読者)の一方向の関係で、入会者同士の活発な交流はそこにはありません。

(それでも、影響力のある方はそれでコミュニティーが成り立つので、本当にすごいですが)

 

でも、本来の「コミュニティー」っていうのは、相互方向で交流できるものであり、互いの価値観や考え方を認め、共に同じ目標に向かって取り組む深い関係を築ける空間じゃないかなと僕は思います。

 

そういう意味では、あらゆるメンバーが互いに毎日膨大な文字でやり取りをする「SNT」は、かなり濃度が高いコミュニティーかもしれません。

 

ただ、現在の構成人数は100人とまだまだ小さいかもしれませんが、10人→30人→50人→80人・・・と人数が増えるにつれコミュニティーの濃度は薄まったように感じたのも事実です。

一人で10以上のサイト運営を切り盛りしながら、全員に指示を出していたので、やっぱりその仕組みには限界があったからだと思います。

 

ところが、サイトオーナー制度を導入した頃から、各サイトでは、「小さなコミュニティー」がポコポコ生まれ始め、

そこに所属したメンバー同士が僕が知らないところで自主的に議論を交わすようになり、勝手にサイトの質が高まっていくようになったんです。

 

どうやら「人数が増えれば、コミュニティーの濃度は薄まる」のではなくて、「人数が増えるとコップから溢れ出る原液(コアメンバー)が発生し、そこでも小コミュニティーが作られるから薄まる」みたいです。

 

なので、小さなコップ(コミュニティー)をいくつか作り、そこに原液(コアメンバー)をそれぞれ配置すると、濃度は保たれることが分かりました。

 

ただし、そこで各自のしたいことがバラバラだと成り立ちません。

コミュニティー全体の理念をしっかりと共有し、目指す目標を統制できて初めて成り立つものだと思います。

 

さらに特濃コミュニティーするための方法論

小さなコミュニティーの中に、共通の熱量、共通の理念、共通の目標、

あるいは独自の言語、独自のルールを持った仲間なら、どこよりも居心地の良い空間の中で時間が過ごせるので、全体の活動も加速するに決まっています。

 

なので、僕がしなくちゃいけないのは、「SNT」をさらに強化し、どこにもない圧倒的なライティング環境を作っていくことです。

 

小さなコミュニティーを軸に環境を作るとなると、各土地(サイト)同士をもっと絡めていく必要があります。

 

あるいは、もっと肥沃な土地(サイト)にして、それぞれのメンバーがそこで耕し(記事の質を高め)、収穫(サイト収益)が出来るようにしなくちゃいけません。

 

たとえば、方法としては、土地(サイト)を豊作にするためには、強力なカンフル剤(中古ドメイン)を投入するとかですね。(いわゆる土の品種改良です。)

 

サイトを土地と考えると、小さなコミュニティーはイメージしやすくて、その土地の中で、それぞれはどんな役割で毎日生産活動したらいいのかも分かってきます。

 

実際に、ある土地(サイト)では、今は完全にそれぞれのメンバーが得意分野で分業して展開しています。

たとえば、あるメンバーは記事の執筆を、

あるメンバーは図表・イラスト作成を、

あるメンバーは構成メンバーの工程管理を・・・

みたいな感じです。

 

 

今は20サイト以上が稼働していますが、仮に土地(サイト)の開拓を今後もコツコツと続け、

その土地土地でコアメンバーがサイトオーナーを担い、大勢の後輩メンバーを率いて自主的に展開できるような「SNT」の仕組みが作れたとしたなら、

もはやその形態はライターコミュニティーじゃなくて、ライターコミューンに近いイメージになります。

コミューン【commune】

11~13世紀の中世ヨーロッパで、王や領主から特許状により一定の自治権を認められていた都市。

 

互いにゆるく小さなコミュニティーは繋がりながらも、それぞれのメンバーは、その所属するコミュニティーで独自に稼ぎ、活動していける集合体(仮想空間のライター都市)です。(そして、SNTにはその何割かを税金として納めていくイメージ)

 

それが、現実的にできるかどうかはわかりませんが、でも、今はライター100名、20ほどの小さなコミュニティーが実際に稼働しているので、不可能でもないような気もします(*´ω`*)

 

まとめ!

 

ライターは、記事を書き、クライアントに納品したら、基本仕事はそれで終わりです。

 

とくに感想もなく、自分の記事が良かったのかどうかも分かりませんし、

自分の記事がどう使われ、世の中に役立ったのかも知り得ません。

 

それでも、何者かも分からないクライアントのために、そして頑張ってお金を稼ぐために、今日も一生懸命に記事を書いています。

それを、自分ために記事を作る場所を僕は作りたいと思っています。

 

そのためには、同じ志や価値観をもったライター仲間がライティングサロン「SNT」の中でライターとして必要なスキルとマインドをイチから鍛え上げ、

そして鍛えられた仲間同士がつながり、自分の得意とする分野で集団となりサイト収益を上げていく。

 

そんな環境を作ることができれば、少しはライターが主役になれる、ちょっと面白い世界が作れそうです。

 

まだまだ環境の質は低く、全員で稼ぐという目標にも全然到達していませんが、これからも実現にむけて努力していきたいと思いますm(_ _)m

 

オフラインの土地は限りがありますが、幸いオンラインの土地は無限です。

もっともっと互いの土地(サイト)をうまく絡めた仕組みを作りたいと思った今日このごろです。

 

今回は以上です。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

 

ケント