先日サロンメンバーに「ライターの他にあなたの趣味や特技などを教えてください」とお願いしたところ、このような返答が返ってきました。
ライター×●●
イラストレーター |
ウェブデザイナー |
美容家 |
海外人 |
FP |
書道家 |
トレーダー |
ダンサー |
料理家 |
アウトドア |
朝活 |
ミニマリスト |
幹事 |
カラオケ |
webマーケ |
薬膳・ハーブ |
遠距離恋愛 |
旅人 |
国際結婚 |
介護 |
DIY |
教育 |
プログラマー |
茶道 |
ネイル |
手芸 |
アロマ |
音楽理論 |
着物 |
終活 |
インテリア |
日本の伝統 |
アニメ |
ゲーム |
カメラ |
ファッション |
現場作業員 |
DTPデザイナー |
家庭菜園 |
猫飼い |
バイク |
保育士・幼稚園教諭 |
薬剤師 |
楽器 |
僕は今およそ100人の女性ライターさんが所属するサロンを運営していますが、サロンメンバーの中には本当に素晴らしいスキルをお持ちの方が多いです。
これだけでも、スキルを掛け合わせると魅力的なブログが作れそうですよね!
たとえば、一番上の2つは「イラストレーター」と「ウェブデザイナー」ですが、得意な人がそれぞれ何人かいます。
僕はデザインセンスがないので(汗)、ブログを立ち上げる時は「ウェブデザイン」が得意な方からアドバイスを頂くことも出来ますし、
管理人のキャラクターを設定する時は、「イラスト」が得意な方に手伝ってもらうこともできます。
特に「イラスト」などは独自性を発揮できるので、うまくいけば読み手の記憶に残り、一瞬でそのブログのファンになってくれるかもしれません。
次の2つは「美容家」と「海外人」ですが、
たとえば、それぞれの当該メンバーを集め、日本と世界とではどんな美容やダイエットが流行っているのかリアルタイムに比較できるブログが作れそうですよね。(あくまで思いつきですが)
海外セレブの最先端の美容情報を「海外人」が和訳して、その文章を日本の「美容家」が独自の視点を付け加え、記事としてお届けすると面白いコンテンツになるかもしれません。
次の「FP(ファイナンシャルプランナー)」と「書道家」なら・・・
普段絶対にこんな組み合わせ考えることないですよね(*´ω`)(どんなブログが出来るかイメージが今のところ湧きませんが笑)
このように、サロンにメンバーが沢山いると、いろいろ発想のきっかけになりますし、
実際に、そこから新しいアイデアが生まれることもあります。
これは実体験に基づいて断言しますが、人数が増えることで得られるメリットは計り知れません。
それは決して「外注化」にありがちな記事投稿数が増えるというマンパワーだけの話ではありません。
(この部分を語るとかなり深い話になるのでまたどこかで紹介しますね))
ただ、よくこういう話すると・・・
「ケントさん、サロン(ライター)の人数をそんなに集めてどうするの?それが目的になってなーい?」
って言われる方もいます(汗)
残念ながら、その人はそんな人数を集めて自分で何ができるのか全く想像したことがないから、そんな質問になるのだと思います。
(どんなにこれが可能性があることか・・・)
僕から言えば、たとえばブログを飛行機に例えるなら・・・
従来のブログは一人で作るのが主流で、規模でいうと100記事ほどのブログ(=セスナ機)でした。
それを一人で作るのではなく、複数人(ライター)のパワーを使って数百記事ほどのブログ(=ジャンボジェット機)を作ろうっていうのが、今までの「外注化」です。
ただ、僕が作りたいのは空港(数千記事単位の複数ブログ)です。
ジャンボジェット機を量産できる体制にするのは当たり前で、作った数十機のジャンボジェット機を空港の中で連動させるイメージです。
空港を稼働させるためには、適材適所に人を配置しなければいけません。
それが機能して初めて空港に大勢の客を集めることができますし、ジャンボジェット機は勢いよく飛び立つことができます。
だから、僕は大勢のライター仲間が必要なんです。
もちろん、自分が何を実現したいのかビジョンを全く持っていないのにライターさんをやみくもに集めるのは論外です。
お金を稼ぐことだけが目的だけならそれでもいいかもしれませんが、ただとりあえず集めたのでは、ライターさんも気分が悪いですよね(汗)
きっとそんなクライアントの執筆環境では、空港の荷物の受け渡しみたいに記事納品も流れ作業だと思います。
僕はせっかく一緒にやるなら、
「この仕事が楽しい!自分も一緒にやってみたい」
って思ってくれるような環境の中で仕事をしたいものです。
また、ただ記事を書いて納品して終わりではなく、ライターさんには何倍もメリットを享受してもらいたいと僕は思います。
ちなみに余談ですが、僕のクラウドソーシングにおける募集回数はおよそ850回です。
これまで様々な女性ライターさんとお話してきました。
「生活が苦しくて」
「やりたいことが見つからなくて」
「過酷すぎる本業を辞めたくて」
「在宅ワークに挑戦したくて」
「旦那を見返したくて」
「養育費の足しにしたくて」
「子育てに向き合いたくて」
「スキルが何もなくて」
・・・・
いろいろな想いがその850回の中で伝わってきました。(それだけでも僕の中では財産です)
なので、当時は僕もただ記事を書いてもらえば良いという意識でやっていませんし、ご一緒する場合は本気でサポートしたいという思いで採用させて頂いていました。
では、僕は大勢のライターを集めてどんなことをしたいのか・・・
その一つが、「オンラインライティングサロン」を作ることだったのです。
WEBライター全員でつくるライティングサロン「Site New Tourism」
たとえば、ライティングセミナーは、ライティング講師が、教室で受講生に向かって「ライティングテクニック」を教える1(講師):N(受講生)が形態が一般的です。
講師は、事前に会場を予約レンタルし、プロジェクターなども手配しなくちゃいけません。
教材も自分で参加人数分印刷・製本し準備します。
当日はセミナー会場に行くまでの交通費もかかります。
当然、講師は受講生からお金を頂いてご飯を食べているので、それらをすべてサービス料とするため、やっぱり1回の受講料はめちゃくちゃ高くなります。
このシステムでは、しょうがないです。
ちなみに、ライティングセミナーには1回限りのものもありますし、半年間カリキュラムを組まれたコースなどいろいろあります。
で、あらゆるセミナーを調べてみた結果、1日の平均受講料は、こちらでした。(高っ!)
1万6000円/日!
受講生もこの高い受講料に加え、当日は会場まで行く交通費や移動時間も無駄にかかります・・・。
夏は汗だくになるし、冬はブルブル震えながら行かなくちゃいけません。
もちろん当日、体調が悪くて休んだら受講料はパーです(汗)
とくに毎日忙しい子育て主婦さんは、そもそも参加が難しいですよね・・・。
一方、ライティングセミナーの中身はと言うと、僕も過去に何度か参加したことありますが、正直、どの教材を見ても別に斬新なことは何も書いていません。
そして、上から順にただツラツラと解説していくスタイルです。(正直◯◯つまらんです・・・汗)
そりゃ、人間に好まれる文章なんて時代が変わっても早々変化するもんじゃないですから、そうなりますよね。
たとえば、小学校の先生は「起承転結」のテクニックの重要性は国語の授業で教えてくれます。
でも、「おっけー、じゃあ今から感想文を「起承転結」使って書いてみて!」って言われても当時子供だった我々は上手に書けませんでしたよね。(ぽかーんです(笑))
でも、そこから何度も何度も書く機会があって初めて、「起承転結」の意味が何となく分かってきます。
これとライティングも全く同じで、「PREP法」やら「アイドマの法則」やら「クエストフォーミュラー」やら、セミナーでは講師がいろいろ教えてくれますが、ライティングテクニックを学ぶだけじゃ本当に意味がなくて、その後も継続して手を動かして取り組まないと絶対に身につかないです。
(セミナー中もちょろっと例文を書く練習をするとは思いますが、まさかそれでマスターできる天才はほぼいません(*´-`))
そもそも、人間は忘却の生き物なのでセミナーの内容なんて翌日には70%以上忘れますしね。
(僕は一昨日の晩ご飯も思い出せません・・)
それが、どんなに教えが上手な講師だろうが、金額の高いセミナーだろうが結果は同じで、やっぱり悲しいかな・・・我々はすぐに忘れるのです。(人間の性質なのでしょうがない。とほほ)
無料でかんたんに有料級の情報が手に入る時代に、ただの座学にお金を払ってまで・・・って個人的には思います。
(読者様の大切なお金はもっと自分のために使ってくださいねっ(=∀=))
ゆえに、残酷な話ですが、セミナー自体には大して価値はないと思います・・・。
(今回のセミナーは最先端の・・!!なんて言っていますが、断言しますが毎回言っている内容はほぼ変わりません。流行のキーワードをちょっと味付けしたくらいです汗)
つまり、無料で何でも手に入る現代において情報には価値はなく、わずか数時間のセミナーで習得できるものなんて何もないのです。
読者様、
こう考えると従来のライティングセミナーって、めちゃくちゃお金も時間ももったいなくないですか?
(いや、良いところはもちろんありますし、参加したい方は参加すればいいですけどね(汗))
テクニックを教えてもらうために、わざわざ超高いお金を払って受講するのは、僕としてはかなりもったいないのでは?と感じてしまいます。
(そしてライターにとって本当に必要なのはテクニックではないのに・・(*´-`))
ちなみにテクニックやノウハウなんて頭の片隅にあればそれでオッケーだと思います。
使う場面がなければ、そんなテクニックはずっと使わないですから。
「あ、ここはアレが使えるかも!」ってふと閃いた時に、教材を引っ張り出してきて、中身を確認しながら使えればそれでOKです。
そしてライターは、テクニックよりもマインドの方がはるかに重要です。
書き続けられるマインドが整っていなければ、どんなにテクニックがあろうと、どんなに才能があろうと、成功する可能性はゼロだからです。
なので、読者様がもし何かライティング教材が欲しいとお考えであるのであれば、テクニック論だけではなく、ライターとしての必要なマインドまでを丁寧に整理した教材を購入することをおすすめします。
そして、その手持ちの教材の中身を直に実践できる「執筆場」こそ最も重要です。
いくら手元に良い教材があっても、それを実践できる継続的な執筆場がなければ意味がありません。
教材と執筆場はワンセットで考えるべきだと思います。
なので僕は、あらゆるライターが教材の中身を実践できる「オンラインライティングサロン」を作ろうとある日決めたんですね。
ただし、従来のライティングセミナーをただ単にオンライン化したものは作りたくありません。
それでは、PC画面越しに受講生に向かって「ライティングテクニック」を教える1(講師):N(受講生)のままです。
そんな学びスタイルなんて、一方向で面白くもなんともないですよね・・・。
僕が作りたいのは「超参加型」で相互方向のライティングサロンです。
決して机上でテクニック論を学ぶのではなく、実際稼働中のブログに入り執筆してもらいます。
教材を見ながら、どんどん手を動かし記事を書いてもらいます。
ワードプレスで良質な記事を直接入稿できるスキルまで必ず身につけてもらいます。
(ちなみにこれが出来るようになれば、読者様のライターとしての文字単価は1.5円ほど確実に上がります)
読者様が確実に稼いでいきたいのなら、文字単価を上げていくことは必須です。
そこも徹底的にサポートします。
そして、熟練の先輩ライターが後輩の記事を添削指導する体制を整えます。
イメージ図(ステージの形は変わっていきます)
さらに、上図のようにライティングレベルに応じて取り組む記事テーマのレベルも段階的に上げていくロードマップを作ります。
20記事をやり抜けば、誰もが「理想のライター」になれるようにカリキュラムを組みます。
ライターは基本、記事を納品したらそれで終わりです。
書いたら納品し、また書き、そして納品。
それの繰り返しです。
ですが、どんなに一生懸命書いても、その記事はクライアントのものであり、自分の資産としては残りません。
ゆえに、自分がどこに向かって進んでいるか次第に分からなくなるので、
書き続けることが辛くなっていき、
やがてモチベーションを維持することも困難になるのです。
だからこそ、鍛えたライティングで自分のために記事を書き、それを自分の資産として残していく場所を作りたいと思いました。
それが、女性限定ライティングサロン「Site New Tourism」です。
ちなみに僕はサロンメンバーをライターではなく「書人(しょじん)」と呼び、このように定義しています。
「書人」
自分のために記事を書き、着実に自分の資産として残し、それを「個のスキル」として世の中に発信し稼ぐ人
そして、20記事を達成した卒業生で構成されたチームが「書人百花」であり、日本一の女性ライター集団を目指して取り組んでいます。
ちなみに、「書人百花」も全員駆け出しのライターから始めた人ばかりです。
別にエリートな訳ではありません。
子育てや本業に忙しい中で取り組んでいる集まりです。
それでも、サロンの中で取り組んでいくことで着実にライターとして成長していますし、
複数のブログを複数のチームに分かれ、直営しているのでブロガー並みのスキルもあります。
またサロンスタッフとしても活動しています。
なので、「書人百花」のメンバーは、どんなクライアントの仕事でも最高のパフォーマンスを発揮できます。
全書人でライティングサロンを発展させていくことで、
あらゆる女性が息長くライターとして活躍できる場所になればと思っています。
僕の作りたいオンラインライティングサロンとは、
「つながる」
「学ぶ」
「稼ぐ」
を全員で実現するサロンです。
そして、
サロンの中で得られた収益をライティング環境の充実化に投資したり、
サロンメンバーに仕事を発注する(サロンでは「内注化」と言っています)ことで収益を分配できる仕組みを作っていきたいです。
最終的には、コミュニティ内でお金が滑らかに動く仕組みが理想的です。
(ゆくゆくは僕がいなくなっても受け継がれていく場所を作りたいです)
それが実現できれば、
女性ライターが息長く活躍でき「書く仕事から書く人生へ」つながると思うからです。
もちろん目指す目的地まではまだ先ですが、
今後も実現に向けてサロンメンバー全員で取り組んでいきたいと思います。
以上、Webライター全員でつくるライティングサロン「Site New Tourism」の紹介でした。
最後までお読み下さりありがとうございました。
ケント