ライターとしての仕事を始めてみて、記事を書くことに不安がある人もいると思います。
もともと文章を書き慣れている人を除き、最初にぶつかる壁ではないでしょうか。
例えば、こんな不安がありませんか?
ライターになったけど、ちゃんと記事を書けるのかな?
何千文字もの記事なんて書けるか不安 ・文章力ないけど大丈夫かな?
スキルがない自分が記事納品したらクライアントから怒られないかな?
これは初心者ライターなら誰でも最初は不安になる内容ですよね。
今回はそんな悩みを解消するために、記事を書いていく上でのポイントをご紹介します!
初心者ライターがライティングで手っ取り早く自信をつける方法
まず始めに、初心者ライターは、何よりも文章を書くことに慣れる必要があります。
普段から文章を書いている人以外は、いざ文章を書こうとすると案外難しいものですよね。
たとえ日記を毎日書いている人でも、自分に向けて書く文章と、ターゲット(ペルソナ像)にむけて書く記事とではやはり違うと思います。
ちなみに記事作成においてかなり重要な「ペルソナ像」についてはこちらで紹介しています。
ライティングスキルが上達してくると、いつかはアフェリエイトに直接関係する記事の執筆をクライアント様から依頼されるかもしれません。 サイトで言うと成約を狙いにいく記事のため、一般的な知識記事よりも重要な記事となります。 な …
そんな読者様には個人ブログを始めてみることをおすすめします。
(もし既にブログをしている方でもこれからお伝えすることは参考になると思います。)
たとえば、個人ブログは、
- アメブロ
- 楽天ブログ
- SEESAAブログ
など無料のものがたくさんあります。
それならお金もかかりませんし、自分の好きなことを気ままに書けますよね♪
まずは書ける環境を整えてみましょう!
個人ブログを始めることで得られるメリット3選
その1 記事を書く練習になる
慣れたいならとにかくたくさん書くことです。
なかなかライティングスキルもないのにクライアント様から仕事を受注するのはハードルが高いと思うなら、とにかく書いて書いて書きまくるしかありません。
自分のブログなので、どんな記事を書いてもオッケーなのですから、それだけでもかなり気が楽ですよね。
ただ、それでもモチベーションの維持はたとえ個人ブログでも必要です。
記事を公開しても、誰にも読まれなければ、書くこと自体が楽しくないですし、なかなか長続きしませんよね。
無料ブログはグーグルのインデックス(ブログを認識してもらえるスピード)が早く比較的上位表示もされやすいので、いろんな人から読まれやすくなります。
なので、無料ブログはそういった面からもおススメです♪(^^)
クライアント様から依頼された案件と違い、もちろん求める質は自分次第です。
そして書いた分だけスキルは上がります。
個人ブログで記事作成を続ければ「質は量からしか生まれない」ということを少しずつ実感できると思います。
- 最初のうちはとにかく記事を書くべし!書くべし!書くべし!
- それでもモチベーションは大事。個人ブログがやはりおススメ!
- 「質は量からしか生まれない」ことを認識しよう
その2 読み手の検索意図や価値観を理解できるようになる
クライアント様から依頼されて記事を書く場合、自分の主観はどちらかというと役にたちません。
あくまでもターゲット(ペルソナ像)の検索意図や価値観に沿った内容にすることが重要です。
なぜなら、その方が満足度が高く、滞在時間が伸び、ブログ全体の評価につながるからです。
ゆえにそのような記事が納品できると、クライアント様からの信頼度も上がります。
したがって、個人ブログでも「相手の望む記事を書く」ことが大切です。
その為には相手をしっかり理解する必要があるので、やはり「リサーチ」が必須となります。
たとえば、リサーチ方法としては悩み系まとめサイトの「ヤフー知恵袋」や「教えてGOO」などは相談者の悩みが直接分かるのでおススメです。
また、最も参考になるのが、その悩みに対する「ベストアンサー」です。
「ベストアンサー」は、悩み主が一番腑に落ちた回答内容ですので、記事で書く内容の参考にしない手はありません( *´艸`)(楽できるところは大いに楽していきましょう♪)
あるいは、毎回記事にはタイトルをつけますが、より検索ボリュームのあるキーワードを入れると閲覧されやすいです。
検索ボリュームがあるということは、そのキーワードに関して多くの読み手が興味あるということなので、世の中のニーズを把握したいときにとても参考になります。
たとえば「アラマキジャケ」は無料で使える検索ツールで、キーワードを入力すると、ある程度の検索ボリュームが分かります。
キーワード検索数 チェックツール|無料SEOツール aramakijake.jp
このツールが優れている点は「複合キーワード」まで表示してくれることです。
もちろんキーワードが複合だと、1語よりも具体的になり検索意図が明確になるので、記事で書く内容も絞りやすくなるメリットがあります。(読者様も何かを調べる時は必ず2語、3語キーワードで調べているはずです。)
この考え方はもちろんクライアント様から仕事を依頼された時だけでなく、個人ブログでも同様であり、常にターゲット(ペルソナ像)を意識して記事を作成することは重要です。
さらに個人ブログを運営していく上で、「どんな記事だと閲覧されやすいのか」、「どんな記事が求められているのか」などがわかっていきますので、「運営者の視点」で考えることも出来ます。
つまり、個人ブログ運営をしていくと、記事を読んでもらう為に、検索結果で上位表示してもらうにはどうすれば良いか意識するようになります。
なので、SEO対策(Search Engine Optimization)にも詳しくなり、自ずといろいろなSEOのテクニックを学ぶことになると思います。
検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させる施策のこと。
特定のキーワードで検索された場合の検索結果で、自分のサイトのページを上位に表示させるように調整すること。
たとえば、タイトルだけでなく、見出しの中にもキーワードを入れるとグーグルからの評価が上がるのですが、そういう「グーグル(SEO)の視点」も意識しながら記事作成していけるはずです。
SEOに詳しくなることで、検索されやすく、閲覧数を上げやすい記事作成に繋がります。
ゆえにクライアント様にとっても満足度の高い記事が納品できます。
「読み手の視点」だけでなく「クライアントの視点」や「グーグル(SEO)の視点」はどうなのかと多面的に物事を考えることができると記事の内容にも深みや幅が出てくると思います♪
そういった意味でも個人ブログは「視点」を鍛えるトレーニングになりますのでおすすめですよ!
- 悩み系まとめサイトは悩み主の悩みがダイレクトに分かるのでおススメ!
- その中でも悩み主が選んだ「ベストアンサー」に注目すべし!
- 個人ブログはさまざまな「視点」を鍛えるトレーニングとしても最適!
その3 仕事や報酬を得る機会ができる
個人ブログをやっているからこそ、そのブログを通してお仕事の依頼が来ることもあります。
どういう事かというと、WEBライターにとってブログはポートフォリオになります。
たとえば、自分の個人ブログが充実していれば、今後お仕事を獲得していく段階でも自分のブログを見てもらい、どういった記事をかけるのかスキルを提示することができます。
したがって、クライアント様が採用するときの判断においてとても参考になると思います。
実際に僕も、ランサーズやクラウドワークスなどでライターさんと採用前にやりとりする時は、参考にさせて頂くこともあります。
やはり、過去に記事作成経験があるライターさんは採用させて頂くことが多いです。
あるいは、個人ブログは自分のPRツールとして使えるだけでなく、個人ブログ運営をうまく行っていくと広告収入やアフィリエイト収入が入ることがあります。(もっとも努力して記事更新していく必要がありますが)
最初の挑戦としては、アドセンス広告がおススメです。
読み手にクリックしてもらうだけで報酬が生まれるのでハードルが低く、広告を貼りつけることができる無料ブログもたくさんあるからです。
アドセンス広告はGoogleが運営しているサービスの1つでクリック報酬型のアフィリエイト。
Googleが提供する広告をブログに設置して、その広告がブログの訪問者にクリックされると報酬が発生するシステム。
自分の書いた記事で報酬が生まれるのはとても嬉しいことですよね♪
ただ注意点としては、一定のペースで記事数を増やしていかない限り、まとまった報酬は生まれないことです。
よくありがちなパターンとしては、ライター活動に加え、個人ブログでも稼ごうと思い一生懸命最初は記事作成に取り組むのですが、次第に心身ともに疲れていき、最後は文章を書くことが嫌いになるパターンです(汗)
作業にかけた時間に見合った報酬が得られないギャップにモチベーションの維持が継続できなくなるんです。(これがネットビジネスで多くの人が挫折する主たる要因です)
主目的が、あくまでもライターとして稼ぎたいのであれば、個人ブログで稼ごうと思うことはおススメできません。
何かを求めるためには何かを捨てなければ、それを得ることは最初の段階では難しいです。
毎日何千文字もの文章を書いていると嫌気がさすこともあります。
そういう時はどちらか一方、気が乗る方だけ続けていくといいです。
またやる気が出てきたら、休んでいたもう一方も再開したらいいんです。
なので、ぜひ焦らずに息の長いライターさんになってくださいね(^^)
以上、初心者ライターが文章を書くことに慣れるには「個人ブログ」を始めることがおすすめであり、「個人ブログ」のメリットを3つご紹介させて頂きましたm(__)m
ですが、「そもそも文章ってどう書けばいいのよ?」って思った読者様もおられると思います。
そこで、初心者ライターが記事作成する時に押さえておきたい作業手順のポイントをまとめました。
初心者ライターが良い記事を書くための作業手順のポイント
記事には「型」があります。
たとえば、人間がもっとも共感し行動を起こしやすい「神話の型」や恐怖心を煽り行動を起こしやすい「扇動の型」もそうです。
これらの「型」はアフィリエイト商品紹介記事によく用いられている「型」ですが、どちらかと言えば、サイト運営者側にとって重要な「型」かもしれません。
ライターにとって重要な「型」とは、たとえば、記事作成の構成を容易に組み立てられる「型」ですとか、リサーチ結果を容易にまとめられる「型」だと思います。
後者の「型」なら、さきほどご紹介した「悩み系まとめサイト」や「アラマキジャケ」なども「型」の一部として利用できると思います。
どれだけ自分の「型」を持っているかで、仕事がすごく効率的に展開できるようになります。「型」は仕事を仕組化(ルーティンワーク化)するのに最適です。
そこで今回は記事作成着手から、記事納品までのおおまかな「型」を紹介します。
ポイント1 リサーチをしっかりする
まず書く内容について、読み手の検索意図であったり、価値観を把握する必要があります。
その為に読者の年齢層、性別なども把握しておく必要があります(具体的にはペルソナ像を設定しまます)。また書く内容に関しては信頼性のある情報源からリサーチすることが大切です。
ポイント2 記事を書き進める段取りを考える
もし何から書き始めたらいいのかわからない時は、リサーチ結果を「マインドマップ」を使い書き出してみるのもすごくおススメです。
そこからイメージしたことを広げていくとストーリーが湧き、取り組みやすいかもしれません。そうすることによって頭の中で骨組みができ、ボディーができていきます。
ポイント3 タイトルをつける
タイトルはすごく重要です。検索結果に表示されたたくさんのライバル記事の中から自分の記事を選んでもらわなければいけないからです。
ます読み手はタイトルを観て、その記事を読むかどうか最初の判断材料になります。ということは、魅力的なフックのかかるタイトルをつけることができれば、より多くの読み手に自分の記事が読まれることになります。
ポイント4 見出しをつける
見出しがあると記事の概要がわかり、読み手にとってはその記事を読み進めるかどうかの判断材料になります。
見出しに力を入れないライターさんもわりと多いのですが、実はここに力を入れるべきだと思います。
ぜひおもてなしの心で見出しをつけてみてください。
また、タイトルのキーワードを見出しにも入れるとSEO対策としても良いと言われてますし、記事全体の骨格が分かるので記事作成も取り組みやすくなります。
あとは見出しにそって記事本文を書き、肉付けしていきましょう。
ポイント5 画像を使い、読み手を増やす
画像を上手く利用することで、見た目も華やかになるので読み手の離脱を抑えることができます。
研究によるとイメージありの 文章となしの文章では、ありの方が94%閲覧数が上がったという結果もあるそうです。使わない手はないですよね!
ちなみにイメージがないと真面目な教育関連の記事の様に思われ、閲覧されにくいそうです。
ポイント6 誤字脱字がないか、正しい文章かどうかをチェックする
誤字脱字や文法間違いがないようにスペルチェックツール等を使用し記事の正確性をあげましょう。
たとえばこちらは、無料とは思えないほど丁寧に校正チェックしてくれるのでオススメです。(ただし一万文字までチェックが可能)
ミスが多いことはクライアント様や読み手から信用を失うことにつながるかもしれません。
プロのライターとしてやっていくなら誤字脱字がないのは最低限のマナーかもしれません。
ポイント7 あとは編集あるのみ!何度でもいいので読み返して編集してください。
原稿が出来上がったら、あとは編集です。
可能なら他の人に読んでもらうのもいいです。
少し寝かせて、もう一度フレッシュな目で見るのもありです。(昨晩寝る前に書いたラブレターでも、翌朝見返すとこっ恥ずかしい文章を書いていることありますよね(*´ω`*))
見返すことよって表現方法などより良いものが閃くことも意外と多いです。
最高の記事にするために、可能なら何度も読み返して編集してみてくださいね。
「覚悟」と「決定権」
今回は自信がない初心者ライターさんが記事を書いていく上で、ライティングスキルを身につける効率的な方法をご紹介しました。
初心者ライターさんの不安な気持ちはすごく分かります。
いきなり経験もないのに、クライアント様からの仕事を受注するのはやっぱりためらいますよね( ;∀;)
そんな方は個人ブログで練習することも良い手段だと思いますので今回おススメしました。(まずは記事を書くことを好きになってもらいたいです)
ただし、個人的には勇気をだして、さっさと市場に身を投じてみた方が良いと思っています。
なぜなら仕事を受注した方が責任感も生まれるので、読者様にはプロとしての自覚をぜひ早く持ってもらいたいと思うからです。
絶対にそっちのほうが成長が早いです。
「覚悟」は人を成長させると思いますし、厳しい環境に身を置いてこそ「成長率」も大きいと思います。
ここからは僕の個人的な意見ですm(__)m
これまで数々のライターさんと仕事をご一緒させて頂いていますが(3ケタは軽く超えています)、僕がライターさんに期待するのもこの「成長率」です。
僕の発注形式はライターさんと単発の関係はあまり好きではないので、ある程度のまとまった記事数を契約数として発注しています。
そして、ぶっちゃけ、これまでのライターとしての経歴や過去作成した記事の質は参考にはしますが、そこまで重要視していません(汗)
たまたまそれが得意なテーマだったのかもしれませんし、たまたまじっくり1記事に取り組める時期だったかもしれないからです。
つまり、ライティングスキルのみで記事の質は決まらないということです。
なので、特に問題がなければ初心者ライターさんでも採用させて頂いています。
それよりも、たとえば全く同時期に仕事をご一緒した初心者ライターさんが二人いるとして、
「これ、もし良かったら取り組んでみてくれませんか?」と僕が言った時に、
「やってみたいと思うのですが、一旦保留でいいですか?今、ちょっと忙しいので」という初心者ライターAさんと、
「やります!ちょっと忙しいですが、良い経験になるので挑戦します!」という初心者ライターBさん。
同じタイミングで始めても、後者のBさんにはプロとしての「覚悟」があります。
もちろん両者とも不安な気持ちは変わりないですし、きっとBさんもドキドキしながら返事しているはずです。
それでも「やります!」と言い切って、挑戦し、仮に納品に値しない記事を提出してきても、クライアント側は非難するでしょうか?
僕なら(きっと他のクライアント様も)絶対に非難しないし、見捨てません。
その凸凹な記事を全力で納品出来るまで一緒に仕上げようと思うはずです。
なぜなら、自分の目標や夢を叶えるために、自ら「決定」する「覚悟」がある人は応援したくなるからです。
そして、今まで数々のライターさんとご一緒して分かることですが、そんなBさんこそ、最終的には質の高い記事をバンバン納品してきてくれます。
「成長率」がすごいので、後々に素晴らしいライターさんになるからです。
スタート時は確かにライティングスキルがBさんより高い人もたくさんいたかもしれませんが、そんな人たちを一気に追い抜いていきます(汗)
なので、これは僕の場合だけかもしれませんが、最初はまったくライティングスキルがなくても問題じゃないですし、たとえ凸凹の記事を納品してきても非難もしません。
重要視しているのは、たとえ初心者でもプロとしての「覚悟」と「決定権」をそのライターさんが持っているかどうかです。
ライティングスキルはある程度記事作成を積み重ねれば、それなりに誰でも身につくスキルだと思います。
では、なぜ成功しているライターさんとそうでないライターさんがいるのかというと、ライターとして成功している人(数多くのライターの中でもとりわけ輝いている人)は、このように自ら決定し、覚悟を持って取り組んでいるかどうかだけの違いだと思います。
でもそれが実はすごく大きな差になってくるのではと思います。
やはりライターとして成功するかどうかは、スキルよりもむしろマインドが大事だと思います。
そんな「すぐにやります!」と言えるライターさんは、やはりクライアントの目にすぐ留まると思います。
ただし「決定権」は常に読者様にあります。
「いつ始めるのか」も読者様が決めなくちゃいけませんし、「どこまでやるか」も読者様次第です。
でも、どうせやるなら早いほうが良いかもしれません。
ですから、今も「いつ本格的に始めようかなぁ~」と躊躇している読者様は、もし良かったら「覚悟」と「決定権」を少しだけ意識し行動してみてくださいねm(__)m
僕ならそんなライターさんとぜひ仕事をご一緒したいです。\(^o^)/
最後まで長々と失礼しました。今回も読んで頂きありがとうございます。
読者様がライターとして輝きを放ち、ご活躍できることを心から応援しています!
ケント