ケントです。
いつもありがとうございます。
僕はウェブ空間の中で作ってみたい世界があります。
しかしながら、その規模が大きくて一人では到底成し遂げられません。
なので、自分の世界観に共感してくれた女性ライターと一緒に取り組んでいます。
嬉しいことに今はおよそ100名の仲間が集まってくれました。
一緒にあーでもない、こーでもないと言いながら毎日ワクワクしながら取り組んでいます。
僕の実現したいことは、女性、とりわけ主婦さんが「書人」として活躍できるステージを作ることです。
ちなみに、このコミュニティーの中では、みんなお互いを「ライター」ではなく「書人」と呼んでいます。
ライターはクライアントへ記事を納品し報酬を得れば基本それで終わりです。
また新たに次の記事に着手し、クライアントへ納品。
そしてまた次の記事へ・・・。その繰り返しです。
ライターとは書く仕事ですが、ごく一部の恵まれた高報酬ライターをのぞき、
生涯これを独りで続けていくのはなかなかの覚悟がいると思います。
何よりも自分の資産としては残りませんよね。
「書人」
自分のために記事を書き、着実に自分の資産として残し、それを「個のスキル」として世の中に発信し稼ぐ人
僕は「書人」をこのように定義しています。
そして、気の合う「書人」が集まり、「ライティングの面白い未来」に向けて全員で取り組んでいく環境、
すなわち、
「書く仕事」を「書く人生」にできるコミュニティーの形成
これを実現するために現在進行形で取り組んでいます。
コミュニティーの中には本当に尊敬でき、魅力的な書人がたくさんいます。
そこで、今回はその中の一人の書人を紹介したいと思います。(ブログは共有できるのでお招きし、執筆してもらいました(*´ω`))
もし良かったら、読んでみてくださいね。
もしかしたら、読者様のライター人生において何かのきっかけになるかもしれません。
ケント
「あれ、私25歳までには結婚してる予定じゃなかった?」
高卒で会社員として働き、約10年。
お盆や正月も関係なく働く会社で、突っ走って働いてきました。
同僚たちは結婚してほとんど辞めてしまい「みんなは専門卒、大卒だから私より年上だし当然かぁ〜。」ぐらいに思ってましたが、もう彼女たちが結婚した年齢を越えてしまいました。
私、アラサー独身女子をまっとうしています!
働いて、クタクタになって帰ってきた時に必ず観ていた海外ドラマがあります。
「セックス・アンド・ザ・シティ」と言う1998年から2004年まで放送されていたアメリカの連続テレビドラマ。
主人公のキャリー・ブラッドショーは、恋愛コラムニストでアラサー独身女子。
愉快な3人の友達もいて、いつも「あぁでもない、こうでもない。」と恋バナをして盛り上がっている様子が面白くて、1〜6シーズンを何度も観ていました。(今でも観ます(笑))
私にも同じような仲間がいるので、仕事終わりにみんなでニューヨークに飛び立ったこともありました。(あの頃の行動力はすごかった。今はみんな結婚して子どももいます。)
ニューヨークに行った時に「私もキャリーのようにパソコン1つで家で出来る仕事がしたいなぁ〜。」と言っていたのを覚えています。
憧れていただけなので、まさか自分がライターになる日が来るとは思ってもみませんでした。
そんな私の、ライターに行き着くまでのお話を聴いて頂けると幸いです。
1番給料の良い仕事
私の家は昔から裕福な方ではありませんでした。
高校に入り、周りの友達は「大学に進学する」と言っていましたが「受けるなら国公立大学しかダメ。」と言うルールが家のルールなので勉強嫌いな私は、到底行く気も(行ける気も)ありませんでした。
姉が2人いて、一番上の姉は国公立大学を卒業し、教師になりました。
姉とは正反対で勉強が大嫌いな私は中学校時代、数学や社会で2点、3点を取ることも・・・。(今思うと逆にすごい。)
そんな私でも、お金のためなら頑張れる性格だったのです。
高校で「学年トップ30位の成績になると普通の公立高校以下の授業料で済む」と言う制度のおかげで必死に勉強できました。
その努力があったからこそ、就職先も好きに選べる権利がありました。
「1番給料が良くて離職率の少ない企業を教えて!」と先生に言ったことを覚えています。
大学に行きたければ、本当に勉強したいものが見つかった時に大人になって行けばいいかぁ〜。ぐらいに考えていたんです。
給料もよくて福利厚生も充実していて「将来絶対に潰れることのない」と言われている電車関係の企業に就職しました。
もちろん電車が好きだったわけではなく、とにかく「稼げればいい」と言う考えでした。
社会に出ると言う現実
仕事が少し特殊だった(会社情報なので詳しく話せないのが残念です。)こともあり、色々な経験をしてきました。
楽しいだけはなく辛いことも多く、弱音を吐いたこともたくさんあります。
「何で私、たった今会った人にいきなり怒られているんだろう?」
「私達のことを人間と思っていないお客さんも居て、辛いなぁ・・・。」
「この仕事を結婚して、子どもができても続けていけるだろうか。」
入社してすぐに、色々悩みました。
ですが安定している会社に入り、親もかなり喜んでいたのですぐに辞めるという判断はできませんでした。
1つの職場に500名ほどの人がいるので、人間関係もそれはそれは複雑でした。
私はわりと誰とでもフランクに話せる方だったので、苦労はしませんでしたが常にストレスや不満があったのは確かです。
「これが社会に出ると言うことなのか・・・。」と現実を知り、大学に進学して遊んでいる友達を見ると羨ましくて仕方ありませんでした。
失敗は許されず、緊張感を保ち続けないといけない仕事だったので知らない間にプレッシャーやストレスを抱えている状態が続き・・・。
唯一の支えだった女性の同僚達も「結婚して子どもができて、この仕事は体力的にも精神的にも続けていけない。1つもったいないと思うのはお金だけ。」と言い残し、ほとんど辞めていきました。
子どもの頃を思い返すと私の家は両親が共働きで、寂しい思いをして育ってきました。
小学校から帰ると明かりのついている家の子が羨ましかった!
「自分は子どもができたら家で仕事をして、寂しい思いはさせたくない。」と言う思いをここにきて突然思い出したのです。
ママになっても続けられる仕事はないだろうか。
そう思って他の仕事を探し続ける日々が続きました。
そんな時に、仕事で失敗をしてしまいました。
今思うと大したことはないのですが、失敗した人はまるで犯人かのように扱われる職場だった為「人生終わったなぁ。」とまで思ってしまったのです。
上司の言って下さる言葉ひとつひとつに「何でそんな言い方しかできないの?だからみんな不満だらけなんだよ。」と心の中でツッコミ続けました。
完全に心が腐っていました・・・。
その頃から私の中の何かが崩れ始め、糸が完全に切れてしまったんです。
人生の夏休み
心も体も疲れ果て、ついに会社を休むことになりました。
私の父が脳の病気を発症したこともあり、ある意味介護休暇にもなるしちょっと休ませてもらうか。と正直少しホッとしました。
小学生の頃から中途半端に習い物(そろばん、習字、金管バンドクラブ、水泳)をしてきて、中学校、高校も部活とバイトに没頭してきた私。
高卒で10年間働き詰めて、今更どうやって休むかも分かりませんでした。
とりあえず近所の喫茶店に行き、パソコンでセックス・アンド・ザ・シティを見る日々を1週間続けたのは覚えています。(笑)
でも、どうしても何かをしたい。
このままだと私の人生はどうなってしまうのか?
この先どうやって稼いでいくのか?
悩んで寝れなくて、朝を迎えることもありました。(無駄に真面目なのです。)
そんな時に「クラウドソーシング」と言う単語を知り、ランサーズに登録してみました。
色々なジャンルの仕事がある中で「ライティング」と言う言葉に惹かれたんです。
ライティングって何?どんな仕事?色々調べました。
本当に資格がなくても稼げるの?と正直最初は疑ってばかり・・・。
何の資格もないただのアラサー独身女が唯一誇れることは、タイピングの速さと「書くことが好き」と言うことだけでした。
思い返せば小学校、中学校、高校、会社(社会人になっても書く機会がありました。)で自分の読書感想文などが選ばれて発表をしていたのです。
ですが、ただそれだけです。
文法も文章の書き方も教わった記憶がありません。
自信なんて全くなかったのです。
ケントさんとの出会い
本当に自分がライターになれるのか?不安でした。
そんな中、父がいつか言ってくれた言葉を思い出しました。
「自分のしたいことを、自分で決めてすればいい。人にやりなさいと決められたことは、後悔する時にあの人が言ったから!と人のせいにしてしまう。自分で決めたことはたとえ後悔しても自分で受け止められる。それに、あの時この道を選んでよかったなと思うこともできる。」
私は自分が人生の分かれ道に立っていることに気づき、ライターとして生きていく道を選びました。
ライティングこそ、私のしたいことだったんです。
憧れのキャリー・ブラッドショーに私もなれるんだ!
よ〜し、仕事探してとりあえず書くぞ!とランサーズのページを隅から隅まで読みました。
「えっ。ワードプレスって何?SEO?本当に初心者でも大丈夫?」
一気に不安になり、中々提案できません・・・。
そんな時に「女性限定!ライターを学びませんか?」と言う言葉が目に飛び込んできました。
そこには「お子様やご家族優先でお願いします。」と書かれていたのです。
まさに私が求めている働き方。
そして3股された経験がある私は「いつかこの経験を活かして記事を書きたい」旨の内容をケントさんに送りました。(笑)
3股の件は長くなるので省略します\(^o^)/
なぜ恋愛記事を書きたかったのか。
何か辛いことがあった時にスマホで調べては、安心やアドバイスを求めていた日々がありました。
私と同じような経験をした人の、支えや励ましになるような存在になりたいと思ったのです。
そんな理由で、恋愛記事が1番読者に寄り添えると思い恋愛チームに入らせて頂くことになりました。
チャットワークアプリすら分からないレベルだったので、最初からちんぷんかんぷんでした。
今も色々とちんぷんかんぷんな場面はありますが、楽しいです♪(笑)
こんな私のことも、ケントさんのライティングチームの皆さんは暖かく迎えてくれました。
本当に「何この環境?みんな優しすぎて怖いんだけど・・・。」と思ったぐらい親切な人ばかりで驚きました。(みなさん、怖いとか思ってすみません。)
今までの自分が居た世界とまるで違うんです!
会社では「あ〜今日もしんどいなぁ。今日こんな人がいてさぁ〜。」愚痴や不満が飛び交っています。
知らず知らずのうちに耳が不幸になっていくのが分かりました。
ですが、ここのライティングチームは違います。
みなさんそれぞれ、記事を書くことに一生懸命で、何か質問すると「私はこうやって書いてますよ!一緒に頑張りましょうね♪」「あなたの記事のここが素敵でした!」こんなポジティブな言葉が毎日のように飛び交っています。
最初は親切過ぎて怖いと疑っていた世界。
今ではそんな世界で、自分が他の人の書いた記事を添削する立場になっています。
添削する時に悩んでいても「私もまだ悩みながらやっているところなので、意見出し合いながら一緒にやっていきましょう♪」と個人的にメッセージのやりとりをしてくれる師匠(勝手に師匠にしました。)がいるんです!
大人になって、しかも誰とも直接会ったことのない世界でこんなに尊敬できる先輩ができると思ってもみませんでした。
このチームに入ってから私の人生が変わり始めました。
ちなみに3月中旬に入ったので、約3ヶ月経っています。
3ヶ月の期間で圧倒的に文字を読む機会が増えたなぁ〜と感じます!
他の人の記事を読んで「へぇ〜。そうやって表現するのは面白い!」と感じる時間が新鮮で、書く側目線で文章を読めているのでライターになった気分を満喫中です♪(まだまだこれからです!)
みんなどうやって書いているの?
始めて3ヶ月の私なので、文章力や技術に自信はありません。
ただ「書くことが楽しい」と思う気持ちは変わっていません。
それはチームで頑張れているから。
このチームに入っている人はみんなそう思っています。
正直、辛い時もあります。
前までスラスラ書けていたのに、急に書けなくなってパソコンと距離を置いたり・・・。
チャットワークがどんどん更新されて「みんな待ってよ〜!」と言う気持ちになったこともありました。(笑)
でも、ささいな変化にも気づいてくれる仲間がいます。
「記事作成に困ったことや、しんどいと思ったことはないですか?」と連絡してくださる人もいます。
「ってか、ほんまにマジでどうやってみんな書いてるん?」(バリバリの関西人なので普段は関西弁です。)
書くこと自体が初めてなので0からのスタートでした。
入りたての頃にチームのある人に、どうやってライティングをしているか質問したことがあります。
「私はメモ帳に携帯で書いて、できたものをGoogleドキュメントに貼り付けてパソコンで手直ししてます。結論・理由・具体例・結論の構成でバーっと書いていく的な感じですね!参考になれば幸いです!」
とすぐに教えてくださりました。
「へぇ〜そうすればいいのか!」とまずは真似してみて、慣れてきた頃に自分なりのやり方を見つけていきました。
Google上位3位に目をつけて、その3つのサイトの違いと共通点を探して「絶対にこの3つのサイトより読者思いの記事を書こう」と日々奮闘しています。
それぞれの人に書き方を聞くのも、とても勉強になります。
私はアナログ人間なのでどうしてもノートとペンを用意してざっくり構成をなぐり書きしたいタイプです。
最初のテスト記事を書くのにかかった時間もメモしていたのですが、いま見返すと約12時間かかっていました!!!
夕方6時にライティング開始して、色々調べたり勉強したりしていると朝の6時になっていたのです。
なんということでしょう・・・。
ただ、ものすごく達成感はありました。
先輩方が、記事に対してコメントをしてくださった喜びは今でも忘れません。
今で13記事納品しているのですが、一人じゃ絶対に心が折れてしまってたなと思います。
これほんまに!!
新しいライフスタイル
今までずっと何かに縛られる生活を送ってきました。
これからは自分の好きなこと、したいことをして生きていきたいと思っています。
ライティングをまだまだ勉強中の身ですが、最高の環境で取り組めている自分はラッキーだなと思っています♪
ケントさんがよく「息の長いライターさんになって下さいね。」と言ってくれるんです。
私はずっと、ずっと、息をし続けていきたい。
憧れのキャリー・ブラッドショーのように、楽しく人生を歩みながら生きていきたい!
下町のブラッドショーになれる日がきますように。
あなたもライティング女子になって、新しいライフスタイルを送りませんか?
最後までお読み頂きありがとうございました。
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