Webライターは「居心地の悪い場所」に一度は身を置いてみよう

 

ケントです。

 

「ライターとして一生やっていきたいですが、記事を書くことが辛くて続かないです・・・」という相談を読者様からたまに受けます。

 

そういう時には必ず「自分なら、あえて厳しい環境に身を置いて執筆すると思います」と僕はお伝えします。

 

つまり、これが私の一生の仕事!と思うほどの「確信」を見つけたいのなら、居心地の悪い場所に一度は身を置き、取り組んでみた方が見つかりやすいと思っています。

 

やはり、人間は自分がいる場所が居心地が良いと、自然と楽なほうに流されやすいです。

(僕も気づけば寝室のベッドの上で横になり大好きな海外ドラマ「プリズンブレイク」をボーッと観ては時間を浪費しています・・とほほ)

 

で、読者様に身に置いて欲しい居心地の悪い場所って何かというと、それは「意識の高いライター集団がいる場所」です。

 

その場所では、ライティングスキルの高い記事がバンバン納品され、記事が公開されるとひっきりなしに質の高い感想コメントが飛び交います。

 

そんな意識の高いライター集団に合わせるためには、

嫌でも、ライティングに向き合う生活サイクルにしなくちゃいけないですし、

納品時に、自分の記事が周りと記事質に大きな差が感じられるとやっぱり恥ずかしいですよね。

 

記事のレベルの高さについていけず落ち込んでばっかりだし、納品スピードもついていけずアップアップだし・・・。

「う・・辛い・・・」

もうストレスは溜まる一方で、ちーっとも面白くありません。(ノω・`)

自分のダメさ加減にもほとほと呆れます。

 

そんな状況ってあまり居心地が良いとは言えませんよね(汗)

 

ただ、悪いことばかりじゃありません。

物事には必ず両側面があるように、もちろん良いこともあります。

 

では、厳しいライティング環境下にあえて自分の身を置くことによって何が期待できるのかというと、これまでの当たり前の常識が変わるってことです。

ここが大事です。

 

たとえば、視点が圧倒的に変わります。

 

意識の高いライター集団の中で取り組むと、今まではイチ読者として読んでいた記事が、たちまちお隣さんの記事になります。

すると、隣の芝生は青いじゃないですが、どんな記事を書くんだろうとめちゃくちゃ気になり始めます。

 

「この人はどんな導入文を書くんだろう・・・」

 

「え?この人の言い回し、自分の中にはないな・・・」

 

「なるほど!ここはこう書けばいいんだ!」

 

そこで初めていろんな記事に、書き手のシルエットをイメージしながら触れることができます。

書き手の執筆姿を想像できる記事は、入ってくる情報の量がまるで違います(ここ重要です)

これは独りで展開している時には決して味わえなかった感覚です。

 

それを繰り返していると、次第に自分の記事をいろんな視点から多角的に観察でき、ライターとしての自分を分析できるようになっていきます。

 

そして、だんだんと「ライター脳」になっていき、パソコンに向き合ってない時でも、

 

「今回の記事の流れはあの人の記事を参考にしてみよう」

「次の記事はこの人の表現を使ってみたい」

「日常生活でも何かヒントが落ちてないかな」

「ママ友のこの悩み、記事に使える!」

 

など、自然と考えるようになります。

それだけでなく、

 

「なぜこの記事は面白くないんだろう?」

「なぜ自分は書くのが遅いんだろう?」

「なぜ自分は語彙力がないんだろう?」

 

という具体的な「問い」が生まれます。

以前は、自分なんてだめだ・・・、自分なんてセンスない・・・、なんてすごく抽象的な悩みしか言ってなかったのに、

いつの間にか具体的な悩みに頭の中が切り換わってるんです(*´ω`)

 

そうなれば、もうこっちのもんです。

 

「面白い言い回しをメモしておこう」

「タイマー使って執筆時間を区切ってみよう」

「本屋で何か参考資料ないか探してみよう」

 

どんどん「問い」が生まれ、それに対してどんどん「解決策」が思いつきます。

 

 

意識の高いライター集団という、居心地の悪い場所に身を投じなければ、決して出会わなかった「好循環」です。

 

実は、「自分ってライターとしてやっていけるかも!」って思えるきっかけは、そんなとこに潜んでいます。

 

実はチャンス到来かもよ。そして、自分も。

僕は現在およそ100名の女性ライターとチームを組み、仕事を展開しています。

 

やはり定期的に「記事を書く手が最近進みません・・・」といった悩みを聞くことがあります。

 

それは決して初心者ライターだけでなく、熟練ライターにおいてもそうですね。

 

でも、そういうネガティブな意見を聞くたびに僕はワクワクして仕方ありません。

 

なぜならその人が脱皮できるチャンスだからです。(スーパーマリオで言えば、きのこゲットで一回り大きくなる感じです(*´ω`))

 

つまり、僕からすれば、その悩みは次のステージに行けるチケットです。

自分を居心地の悪い場所に身を置けば、ずっと答えが分からなかった「問い」から乗り越えられる日が必ずきます。

そして、安心してください。

意識の高いライター集団の中で取り組んでいれば、自分の手を引いてくれる仲間も必ず現れます。

 

 

3記事目の感想を書かせて頂きます。

正直なところ、モチベーションを維持するのが大変だな・・・と感じているところです。

が、20記事達成された方が何人もいらっしゃって、皆さんも途中で挫けそうになりながらもライティングスキルを磨いてきて、最終的にこれだけすごい記事を書けるようになったんだな、と思うと、私ももう少し頑張ってみようかな、という気持ちにさせられます。

ライティングスキルはもちろんのこと、顔の見えない多くの人たちとのコミュニケーションの取り方や、プロを目指す意識を持つことについても、まだまだ未熟で、皆さんのようにうまくやっていける自信があまりありませんが、できるところまで、できれば20記事達成まで、まずは頑張ってみたいと思っています。

幸い今の私には多少の時間の余裕があるので、このチャンスを利用して、皆さんの記事を参考にしながら、自分のスキルを磨いていきたいと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

なので、読者様もライターとして自分の壁を感じているのでしたら、今回の話をぜひ参考にし、自分をあえて厳しい環境に身を投じてみてくださいね。(自暴自棄になる必要なんてまったくありません。大丈夫。周りに頼ればいいんです(*´ω`))

 

一歩踏み出すのはなかなか勇気が要ると思いますが、きっと自分に訪れる様々な「問い」には意味があります。

そして、その「問い」に向き合えば、自分の中でライターとして今後どう進むべきか「確信」が持てる日がきっと来ます。

 

これからライターが進むべき未来について

 

そして、この「問い」はライターだけの話ではありません。

 

 

ライターがずっと抱える「執筆が続かない」という「問い」は、クライアントの僕にとっても、ずっと抱き続けていた「問い」でもあります。

 

「ライターが、挫折せずにずっと楽しく執筆を続けるためにはどうすればいいのか・・・」

「ライターが「自分の仕事は書くことだ!」と確信に変わるには何が必要なのか・・・」

「辞めるにしてもちゃんと納得してから次の道に進んでもらうにはどうすればいいか・・・」

「ライターの仕事を一生の仕事として飛躍させるためにはどうすればいいか・・・」

「一人のライターの稼げる額を底上げできれば辞めなくて済むのではないか・・・」

 

そんな「問い」をずっと抱いていました。

 

 

僕は今まで自分から去っていく多くのライターさんの背中をみてきました。

その度に何かきっかけを作ってあげれば、この人は続けることができたのかもしれないと思いました。

 

でも、引き止めることはできませんでした。

それは、引き止めることができるだけのものが自分にはなかったからです。

 

従来のライターの仕事とは、基本独りで取り組む寡黙な仕事です。

だから挫折を味わった時に孤独に感じ、「執筆が続かない」ことに絶望し、辞めていく人がこんなにも多いのだと思います。

 

だとしたら、僕はこの「問い」に対して、

 

ライターを独りにせず、集団にすればいい。

寡黙な仕事ではなく、にぎやかな仕事にすればいい。

 

そんな場所を作れば、「執筆を続けられる」ことに微力ながら少しは僕も貢献でき、辞めない人を増やしていけるのではと思いました。

 

ここで、場所(プラットフォーム)を構築する上で、巷のライティングサロンやスクールなどを参考にさせて頂くと、

どこも「ライティングテクニックの解説」や「クラウドソーシングのプロフィールの書き方」、「クライアントとの交渉の仕方」などを有料講座としてサービス提供しているところがほとんどです。

 

ですが、個人的にはこの令和の時代において、情報そのものには価値はほとんどないと思っています。

(ひと昔前は価値があったかもしれませんが、今は誰でも無料で手に入りますから)

 

断言しますが、これからは「情報」価値よりも、「体験」価値の時代となります。

 

なので、周りのこれまでのサービスを参考にし、自分も同じようなプラットフォームを作り商品化しても、魅力もないし役に立たないかと思います。

 

またテクニック論だけ伝えて、「じゃ、あとは教材みながら各自頑張ってねー」だけは絶対にしたくありません(汗)

 

やはり、大事なのは万全のサポート体制の中で、机上で学んだことを実践形式で実際に手を動かしてライティングに取り組む環境を提供することです。

そしてさらに一緒に取り組む仲間とともに「稼ぐまでの動線」を整えた環境を提供出来れば良いと考えます。

 

その実現を目指したのがSite New Tourism」というプラットフォームです。

 

ライティングレベルによらずライターの誰もがこの環境で取り組めば、

一人前のライターとして必要なライティングスキルとマインドが備わり、

そして、全員で稼いでいくことができると思います。

 

まだまだこの環境は進化する途中であり、これからもワクワクできる空間を作っていきたいと思います。

今も、100人の女性ライター達と相互方向であーでもない、こーでもないと言いながら毎日取り組んでいます。

ライターにとって最高に居心地の良い場所にしたいと思います。

 

ではでは、最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

ケント

 

「Site New Tourism」という世界観について