ケントです。
いつもありがとうございます。
僕はウェブ空間の中で作ってみたい世界があります。
しかしながら、その規模が大きくて一人では到底成し遂げられません。
なので、自分の世界観に共感してくれた女性ライターと一緒に取り組んでいます。
嬉しいことに今はおよそ100名の仲間が集まってくれました。
一緒にあーでもない、こーでもないと言いながら毎日ワクワクしながら取り組んでいます。
僕の実現したいことは、女性、とりわけ主婦さんが「書人」として活躍できるステージを作ることです。
ちなみに、このコミュニティーの中では、みんなお互いを「ライター」ではなく「書人」と呼んでいます。
ライターはクライアントへ記事を納品し報酬を得れば基本それで終わりです。
また新たに次の記事に着手し、クライアントへ納品。
そしてまた次の記事へ・・・。その繰り返しです。
ライターとは書く仕事ですが、ごく一部の恵まれた高報酬ライターをのぞき、
生涯これを独りで続けていくのはなかなかの覚悟がいると思います。
何よりも自分の資産としては残りませんよね。
「書人」
自分のために記事を書き、着実に自分の資産として残し、それを「個のスキル」として世の中に発信し稼ぐ人
僕は「書人」をこのように定義しています。
そして、気の合う「書人」が集まり、「ライティングの面白い未来」に向けて全員で取り組んでいく環境、
すなわち、
「書く仕事」を「書く人生」にできるコミュニティーの形成
これを実現するために現在進行形で取り組んでいます。
コミュニティーの中には本当に尊敬でき、魅力的な書人がたくさんいます。
そこで、今回はその中の一人の書人を紹介したいと思います。(ブログは共有できるのでお招きし、執筆してもらいました(*´ω`))
もし良かったら、読んでみてくださいね。
もしかしたら、読者様のライター人生において何かのきっかけになるかもしれません。
ケント
こんにちは! imokkoと申します。
毎日「コラ〜!それ危ないって!!」と叫びながら男の子2人を育てるママライターです。
飾らない等身大の自分を綴らせてもらう機会をいただきましたので、私と同じような境遇の方の後押しになればと思い取り組ませてもらいました。
今、私はライティングが楽しくて、考えるのが楽しくて、0から1にすることが楽しくて!
『壁を超えた先に光がある忙しさ』を満喫しています。
駆け抜けてきたこの8ヶ月間で、私の中の色々なことが変わりました。
その経緯と思うことを少しだけ、お話ししますね。
読み終えた時に「こんな人でもやれるなら私だって・・・!」と感じてもらえたら最高です。
劣等感とコンプレックスの塊!私、可愛くないんです。
突然ですが、あなたは自分に自信がありますか?
「これなら!」という得意なこと、ありますか?
私には・・・胸を張って人前で言えることはありません。
それどころか、他人の反応がすごく気になるし、嫌われるのも怖い。
自分の意見を言うのも苦手。
興味の数は人一倍あるのに大成する物は何もない。
あるのは内に秘めた負けん気と我慢強さだけ。
素直じゃないし、甘え下手。
どんなに悔しくても人前では泣きたくない。
強がって弱さは見せず、傷つきたくないので本当の自分も容易に晒さない、相当モテなさそうな女子。
紛れもなく、それが私です。
ひねくれのルーツは子どもの頃に遡ります。
訳あって小学校低学年の頃、学校帰りは学童保育代わりにお友達の家に預けられていました。
残念ながらそこで心身ともに嫌な思いをたくさんしてしまった私は、次のような思考になっていったんです。
- こんなことされるのも、言われるのも、嫌だな。
- 親に言った方がいいのかな・・・?
- でもそれで心配かけたり、もっと陰で嫌な思いをしたらどうしよう。
- だったら助けてもらわなくても、私が全部我慢すればいっか。
- 負けなければいいんだ。気にしなければいいんだ。いつか絶対見返してやるんだから〜!!
その結果、何でも耐える子になりました。
人に頼らず大人にも甘えない、周りの空気感を一番に考えてしまう子どもらしくない子だったと思います。
上手な甘え方がわからなくて、物が欲しいと駄々をこねた記憶もほとんどありません。
本当の感情を表に出さないようにしていたので、「何を考えているかわからない」と大人になるまで何十回も言われたことがあります。
趣味といえば、絵を描くこと・本を読むこと・字を書くこと。
直接言葉にできない想いは文字にして昇華したりしていました。
・・・暗い!
ここまでの展開が暗すぎますよね!!
これぞ、私の暗黒時代です(笑)
ちなみにこの文を綴っている今、小1になった息子から「学校めっちゃ楽しいよ!ママも子どもの時楽しかった?」とタイムリーに訊かれてドキッとしました。
楽しかったって答えたけど、本音じゃないのはすでにおわかりですよね?
息子は緊張しながらもとても楽しめているようなので、ホッとしています。
本当のことは彼がもっと大人になったら語り合えばいいんです、ママの昔話として。
将来の夢って何?やりたいことって何?
小学生の頃の体験がトラウマとなってか、自然と目立たな〜いように生きてきたんですが、憧れるものはありました。
- 心理カウンセラーになりたい
- イタリアに留学したい
- グラフィックデザイナーになりたい
- テレビ業界で働きたい
よくもまぁ、あっちこっち多方面に興味を持ったと思います。
本や絵画やCMが好きで、そこから自然と興味を持つことが多かったんです。
さて、どれを実現させたと思いますか?
心理カウンセラーになりたい心理学を専攻しただけ。イタリアに留学したい事情により直前で中止となってそのまま。グラフィックデザイナーになりたいほぼ独学で素人に毛が生えた程度。テレビ業界で働きたい自己アピールが弱いんだから当たり前に落ちまくる!
そう、ひとっつも極めることなく大人になりました。
好きなことを突き詰めて勉強し、夢への一歩を踏み出していく友人たちはキラキラして見えます。
(暗黒時代の後、友達はそれなりにちゃんといます!)
好きなことを仕事にするのは大変
自分探し?なにそれ、今からどうするの?
将来の夢って何だっけ・・・そんなこときかれても何も答えられない
焦れば焦るほど、どうしたらいいかわからなくなり、負のループにはまりました。
・・・また暗い!
あれ?21世紀になっても悩みまくり、暗黒時代を全然抜け出せていなかったようです。
好きだけど大変な仕事。このまま母親にはなれない!
なんとか就職できた私はローカルなフリーペーパーの編集をしていて、少人数ゆえに企画・アポ・取材・記事作成・制作・校正・印刷出し・広告営業・ディレクションまでトータルでできなくてはいけませんでした。
そんなんでクオリティはどうなんだ!と言われたら反論できませんが、とにかく必死でしたし、全てに関わることができるのは小さな会社ならではの貴重な経験だったと感じています。
中でも営業という経験は、私の殻を一つ破ってくれることとなりました。
もうご存知のように、私は営業職になんて絶対ならなさそうなタイプでした。
キビキビ・ハキハキ・ニコニコが必須な職種は無理だろうと思っていたんです。
でも、やらなきゃいけない。
手に汗握り、たどたどしい口調でたくさん失敗しながら数をこなしました。
結果、さほど実を結んでいないので、やっぱり向いていないんだと思います(笑)
それでも慣れとはすごいもので、初めての方と話すことへの苦手意識が大幅になくなったのは私にとっての財産と言えます。
毎日の仕事は正直過酷で、要領が悪かったのもありますが、明け方にタクシーで出社して夜中に帰るようなことも時にはありました。
辛いことも多いし、残業代は微々たるものでしたが、イメージしたものを形にできるのが楽しくて仕事中心の日々を送っていました。
「好きなことと仕事が一緒になってる!私がやりたかったのはこれだ!」
そう感じられるようになり、身を削りながらもただただ前に進みました。
その後、結婚しても働き方は変わりませんでしたが、妊娠したことをきっかけにいよいよ思ったんです。
「あれ?私、この生活続けられるかな?」
夫よりも遅くなる帰宅。
疲れの出る週末。
規約上は取れるように見えて、空気的には絶対取りにくい突然の休み。
幸い、私が仕事としてきたことはPC一台あれば自宅でも可能なことでした。
未知の子育てを前に「辞めるなら今しかない」といきなり気持ちが固まったんです。
それからは、現場で培ってきたスキルと好きなことをどうにか活かしたくて、お店をやっている友人の販促物を作ったり、口コミ情報サイトでちょっとしたライターや画像加工をしたりして過ごしていました。
でも残念ながら、作業時間の割に全然お金にはならないんですよね。
そして、Webの世界で生きるならワードプレスが使えたほうが良いと知り、ブログを立ち上げてみたものの、全然書けないんです。
知識とスキルの無さに愕然としました。
私がやってきたことって何だったんだろう?
紙媒体とWeb、求められているものが全然違うんだとこの時に気づきました。
Webライター初心者としてどう学んでいこうか・・・と考えたときに偶然見つけたのがケントさんの募集だったんです。
私でも認めてもらえた!ふわっと心が軽くなる場所
ケントさんのチームに入れてもらって、初めて皆さんにご挨拶をした時、たくさんの方に声をかけてもらえました。
とにかく先輩たちの記事を読みまくって雰囲気を掴み、1記事目を何とか書き上げ、添削が戻ってきた時のドキドキ感。
その添削内容を読んで、温かさと的確さに驚いたこと。
初公開記事に対して、まだ関わったこともない方たちが嬉しいコメントをくれたこと。
頭がいっぱいいっぱいな時も、記事の質が悪い時もリーダーとサブリーダーが優しく声をかけて道を作ってくれたこと。
すごく嬉しくて、全部覚えています。
絶対忘れません。
だからこそ、たとえ自分にできることが増えても、環境に慣れても、不安を胸に新しく入って来る方に対しては常に温かくありたいと思っています。
今でも家事と育児にてんやわんやし、執筆時間をなかなかうまく確保できていません。
要領のつかめなさは相変わらずです。
書けなくて進まなくて、壁にもいっぱいぶち当たってきました。
PCが壊れて物理的に書けない時期もありました。
そんな中でも、小さな「楽しい」「嬉しい」が「大変」をいつも上回っているから、ライターを続けられています。
長いような短いような期間の中で、たくさんのチャレンジをさせてもらいました。
自分のスキルアップにも繋がる最高の勉強法として、他の方の記事を添削させていただけるようになったこと。
執筆して2ヶ月経った頃、新しいサイトの立ち上げに関わらせてもらったこと。
そして現在は、オンラインサロンの運営やサイトのデザインもさせていただいています。
「好きなことと仕事が一緒になってる!私がやりたかったのはこれだ!」
もう一度強くこう思えるまでは、あと少し。
今は足元がグラつかないようにしっかり基礎を固めています。
息の長いライターに、クリエイターになれるように。
知識と技術がないから、プロじゃないから、Webの世界ではやっていけないと思っていました。
でも、もうチャレンジせずに諦める時代じゃないんです。
良くも悪くも、言葉は武器となります。
特に表情やニュアンスが見えないWeb上でのやりとりでは、簡単に相手に不快感を与えてしまうかもしれません。
子どもの頃に言葉に対して敏感になったせいで、私は自分が発する言葉にもかなり注意を払うようになりました。
でも、せっかく言葉を綴る経験ができているのだから、それを自分の武器とできるように生きていきたいです。
自信が持てなくて劣等感の塊のようだった私でも、仲間と一緒に上を目指せる環境で少しずつ成長を続けています。
誰でもできることや万人受けすることは、ぜひAIに頼んでしまいましょう。
私にしか、あなたにしかできないことを磨ける場所が、ここにあります。
こんな環境にあと10年早く出逢えていたら・・・そう思ったこともあります。
でも、きっと今だから興味を持ち、今だから楽しめているんです。
後ろを向く時間はもったいない。
やってみたい、と感じたタイミングをぜひ大切にしてくださいね。
私のお話はここでおしまいです。
でも今この瞬間も、考えて前を向いてずっと先にある光を探して、進み続けています。
もしお会いできたなら、チームでのライティングの楽しさを満面の笑みでお伝えしたいです。
暗黒時代を過ごしたひねくれ女がですよ?笑っちゃいますよね。
「こんな人でもできたんだから私だってできるかも・・・!」
そう感じてもらえたなら、最高に嬉しいです。
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