「WEBライターの仕事を始めたはいいものの、1記事作成するのに何時間もかかってしまった ・・・。」
これは全てのライター初心者が必ず通る最初の壁なので、きっと読者様も経験があるのではないでしょうか。
かく言う僕も最初の頃は1記事書くのに6時間もかかってしまい、「時間が足りないよ~!」と半泣きで作業をした思い出があります。(本当に才能がなかったんです(泣))
そんな僕でもいろいろな経験を積み、今では大体2時間~4時間くらいで1記事作成をすることができています。
家事や育児、本業の合間の空き時間で作業している方にとって 「時間がかかってしまう」というのは大きな問題ですよね。
記事作成にかかる時間をもう少し効率化して短縮できるようになったら、
確保できた残りの時間を家族と過ごす時間や趣味を楽しむ時間に使えると楽しいと思いませんか?
この記事では、読者様がなぜ記事作成に時間がかかってしまうのか、
どうすれば効率よく短時間で作成できるのかについてまとめました。
「記事作成してたら一日終わってた・・・」という方は必見です!
「記事作成に時間がかかるのはなぜ?」を解決できる具体的方法
記事作成に時間がかかるということは、記事作成をする過程でどこかに問題があるということです。
「どこに時間がかかっているのか」
「どうして遅いのか」
そこをはっきりさせ解決していけば、記事作成のスピードはどんどん早くなります。
そこで記事作成に時間がかかる理由として大きく4つのタイプを挙げてみました。
読者様はどのタイプか確認してみてくださいね!
タイプその1:PCの前で何を書いていいか分からず、手が止まる
「さーて、記事を書くぞ!」と意気込んでPCの前に座ったはいいものの、 「何書こうかな・・・」と手が止まってしまう、もしくは、書けるには書けるけど既定の文字数に足りず 「うーん、2000字も書けない・・・どうしよう・・・」となるタイプです。
「何を書いていいか分からない」「書く事がない」「○文字も書けない」という場合、大体はリサーチ不足です(汗)
当然ですが知らないことは書けないので、こういうタイプの方はもう少し時間をかけて情報収集するとスムーズに記事が書けるようになります。(段取り八分っていうのは本当ですよ)
初心者ライターこそ身につけたいリサーチ力を伸ばす方法を知りたいですよね?そんな初心者ライターにとってリサーチ力を伸ばすコツをご紹介します。この内容を継続し実践していけばペルソナ像に刺さる質の高い記事が必ず書けるようになりますよ!
とはいえ、2000字書けるくらいの情報収集をしようと思ったらそれだけで結構時間がかかりますよね(汗)
とくにWEBライターをしている方の多くは、家事・育児・本業などの合間に隙間時間を使って作業している方だと思います。
限られた時間の中でまとまった時間を取るのが難しい、という方もいるでしょう。
そういう方は一度時間の使い方を見直してみるといいかもしれません。
時間がない、忙しい、と思っていても実は使える時間はちょこちょこあったりするものです。
僕の場合は、記事作成の中でも特に情報収集に一番時間をかけているので、ちょっとした空き時間が出来たら情報収集をするようにしています。
たとえば、これは僕のエバーノートです。
普段からブログのネタになりそうな情報があれば、ジャンル別に全部エバーノートにメモしてます。
右上の虫眼鏡でキーワードを検索すれば瞬時に結果がでますし、参考にしたいサイトもすぐに該当ページをクリップ(取り込み保存)できます。
その時の自分の考えや気付きを書き添えておけば見返した時に思い出せます。
ジャンルごとに分けておくと、それぞれの情報同士の関連性も見えてきますので、記事作成時は紐づけるとボリュームアップできます。
参考までにどうぞ。
エバーノート公式サイト
朝起きてリサーチ、歯磨きしながらリサーチ、パスタを茹でる5分間でリサーチ、寝る前もリサーチ、・・・という感じですね(‘ω’)ノ
隙間時間活用のコツとしては、まずやるべき作業を細かく分解して
「10分あったら構成を考えたり、目次を考えたりできるな」、
「 5分あったらリサーチができるな」、
などなどあらかじめ考えておくことです。
そして、できればそれをリスト化して持ち歩くようにすると、 例えば「病院来たらめちゃめちゃ混んでた!」とか 「待ち合わせの相手が遅刻!」とか予期していなかった空き時間にもさっと対応できます。
これはライティングだけでなく、家事にも仕事にも趣味にも勉強にも使える考え方です。
今日からできる簡単なことなので、ぜひ試してみてくださいね♪
タイプその2:入力スピードが遅い
物理的な入力スピードが遅いがために時間がかかるタイプです。
キーボードを見ながら「ぽち、ぽち」と打っていませんか?
タイピングのスピードは記事作成の時間に大きく影響します。
ですが、実はこの問題は一番簡単に対処できて、解決すれば記事作成のスピードも飛躍的にアップするんです!
入力スピードの問題で悩んでいるならむしろラッキーと思ってください(笑)
ちょっとしたテクニックで記事作成にかかる時間が半分くらいにできたりもします。
まずはブラインドタッチを習得し、タイピングスピードを上げること。これがライターにとってはやはり不可欠だと思います。
文字を入力するとき、最初に頭の中で文章を考えてキーボードを打つかと思いますが、手元を確認しながらぽちぽちしているとかなり時間がかかってしまい、 打ち終わった頃には「・・・で、次は何だっけ?」となります。
つまり、入力が遅いということに加えて、「一度考えたことをもう一度思い出す」という時間のロスが生まれてしまうんです。(これを僕は勝手に「遅筆におけるプチ記憶喪失症候群と呼んでいます(汗))
キーを見なくてもサクサク入力することができるようになれば、頭の中で考えたことをスムーズに文字として残すことができますよ!
もし読者様がまだキーボードを見ながらゆっくり文字を打っているのであれば、今日からブラインドタッチの練習を始めましょう。
ブラインドタッチは一生使えるスキルなので、たとえ習得に一ヶ月かかったとしても覚えておく価値があります。
でも、ご安心ください。難しいことは全くありません(*´▽`*)
慣れの要素も大きいので、毎日毎日キーボードを打っていれば勝手に覚えられます。
ただし、僕もPCを習い始めた時はやっていましたが、キーボードを見ながら練習すると手元を確認する癖が抜けず習得に時間がかかってしまうので、キーボードにハンカチをかけるなど見えなくする工夫をしましょう!
とは言っても・・・
「ケントさんよ、そもそも外に出ていることが多くってPCのキーボードを触れる時間がないのよ。そんな人はどうすればいいのよ!?」
そんなご意見が聞こえてきそうです・・・(;´・ω・)
たしかに外に出る時はスマホのみで、なかなかノートPCまで持ち歩く人もあまりいないですもんね・・・。
かしこまりました!
では、そんな読者様には、これならどうでしょうかっ(‘ω’)ノ
なんと、スマホを横にセットしてPC化できてしまう代物でございます!(しかも千円ぽっきりと大変お求めやすくなっております!q(q’∀`*))
記事作成に時間がかかり過ぎるというお悩みなら、隙間時間を利用できる時短ツールとしてこんな面白いものもあります。
人に見られると恥ずかしいかもしれませんが・・・。時短したいならやってみましょう!(笑)
タイプその3:完璧主義である
もしかすると読者様は「いい記事を書きたい!」と思うあまりに自分の書いた記事に納得できず、何時間もかけて修正したり練り直したりしているのではないでしょうか。
100点の記事を目指すのは素晴らしいことですが、残念ながらそれでは記事作成に時間がかかりすぎてしまいます。
2倍の時間をかければクオリティも2倍になるわけではありません。(このゆる~いブログでも手抜き部分が多いことは賢明な読者様ならすでに見抜かれていることでしょうw)
そんな完璧主義な読者様が効率化を目指すなら、まず50点の出来でいいから最後まで書き上げてしまいましょう。
しばらく時間を置いてから再度見直し、ブラッシュアップして70点で完成させる、という方法がおすすめです。
「満点じゃなくても合格点に行ければOK」の精神で大丈夫ですよ!(どうか自分へのハードルを下げて息の長いライターさんでいてくださいね。継続することが一番大事ですm(__)m)
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タイプその4:時間の使い方が悪い、集中できていない
記事作成のための時間は取れているのに、その時間を有効活用できなくて余計に時間がかかってしまっているタイプです。
例えば、ライティングの最中に子供が「ママー!遊んでー!おもちゃ出してー!」って来られたら、そこで集中力が途切れちゃいますよね。
可愛いわが子からさらに「一緒に遊ぼ♪」とお願いされると、そのまま遊んでしまいます(笑)
それ以外にも、ちょっと休憩のつもりで開いたSNSを1時間くらい見てしまったり。
あれもしなきゃ、これもしなきゃ、って気になったり。 時にはやる気が出なくてダラダラしちゃうときもあるでしょう。
集中できていない状態で頑張ろうと思っても、やっぱりその分余計に時間がかかってしまいます。
もし読者様がこのタイプなら、短時間でいいので「この時間はライティングをする!」と決めて他のことは何もしないつもりで一点集中するのがおすすめです。
実際に僕が試して効果があったライティング効率化の方法は、やはり「集中できる環境を作る」ことでした。
一日の中で記事作成に使える時間は限られています。
やりたいこと、やらなきゃいけないこと、色々あって気になるかとは思いますが人間の脳はもともと「色々なことを同時進行する」ということができないようになっています。
最も重要なことから始めよ
ピーター・ドラッカー(マネジメントの発明者と言われてる有名なおじ様です)
なので、やるべきことはリスト化し一点集中でひとつひとつ終わらせていくのが効率化のポイントです。
ライティングのためのまとまった時間が取れたときにはそれだけに集中して一気に書き上げます。
ですが、「集中!、集中!」と言うのは簡単でもいざやってみると結構難しいものですよね。
なので、「集中できる環境」を作って強制的に集中状態になる工夫が必要です。
集中できる環境は人によって様々。
午前中が集中できるという人もいれば深夜が集中できるという人もいるし、 無音のほうがいいという人もいればある程度の騒がしさがあったほうがいいという人もいます。
まずは自分が集中できるような環境を見つけてみましょう。
こちらの記事では習慣化できるコツ「習慣の鎖」について紹介しています。
「わかっちゃいるけどやめられねぇ♪」(0:34) やめられなくなるくらい記事を作成することが大好きだったら仕事も楽だよなぁ~。と、このフレーズを聞くたびに思うケントです∑(´д`*)(ちなみに僕は植木さんみ …
あとは、今やっている方法を変えてみるのも新たな発見があるかもしれないのでおすすめです。
たとえば僕の場合、学生の頃は勉強するときにはイヤホンをつけて音楽を聴きながらやっていたのですが、大人になってから「無音状態のほうが集中できるな」ということに気が付きました。
同じやり方を続けていたら気づけなかったことです。
ライティングの最中にスマホが気になるという方はPCの側にスマホを置かないようにしたり、着信や通知が来ないように設定するのもいいですね。
今目の前にある、やるべきことだけにしっかり集中するためには家族の協力も必要です。
「子供に邪魔される問題」を抱えている読者様だったら旦那さんに 「1時間で終わらせるのでそれまで子供をお願いします!」 と言えると大分楽になるので、一度相談してみるのもいいと思います。
その際は、きちんと時間を決めてその時間を必ず守るようにしてくださいね! (あと感謝の言葉も大事です(*’ω’*))
タイプその1:PCの前で何を書いていいか分からず、手が止まる
タイプその2:入力スピードが遅い
タイプその3:完璧主義である
タイプその4:時間の使い方が悪い、集中できていない
以上、記事作成に時間がかかるライターさんの原因として大きく4つのタイプをご紹介しました。
自分が試して効果があったライティング効率化の方法
最後に、僕が高い集中力を維持できて記事作成の時間が短縮できた「ポモドーロ・テクニッ ク」を紹介します。
「ポモドーロ・テクニック」はイタリアの大学生が考案した時間管理のテクニックで、「25分集中し5分休憩する」というサイクルを繰り返すものです。
人が一回に集中できる時間は案外短いので、長時間集中しようと思うとだんだん効率が落ちてきます。
そこで、短い集中を繰り返し、高い集中状態を維持するのを目的としたのが「ポモドーロ・テクニック」です。
この方法を試してみたところ、残り時間を意識しながら記事作成をすることで徐々にライティングの時間を短くすることができました。
そして、実は作業の効率をアップするためにはキリの悪いところで休憩を取ったほうがいい、ということも分かっています。
中途半端なところで中断すると続きが気になってしまうという効果(ツァイガルニック効果って言います) を利用し、敢えてキリの悪いところで休憩を入れることで休憩の後にスッと作業に戻れるようにする作戦です。
「キリのいいところまで終わったから休憩にしよう」と思ってスマホを開いたら、いつの間にか1時間経っていた!という経験はありませんか?
「ポモドーロ・テクニック」を利用すると、キリのいい・悪いに関係なく25分経過すれば休憩に入るので、ダラダラ休憩するのを防ぐことができます。
タイマーを用意するだけで気軽に実践できるので、ぜひ試してみてくださいね♪
記事作成に時間のかかるライターさんへ
今回は、記事作成に時間のかかるライターさんのタイプを4つに分け、その原因をご紹介しました。
記事作成にかかる時間を短縮し効率化するための方法についてまとめると以下になります。
- なぜ時間がかかるのかを考える。
- 時間のかかる作業は分割して隙間時間を活用する。
- ブラインドタッチの練習をする。
- 同時進行よりも一点集中。
- 自分にとって一番集中できる環境を作る。
- 「25分集中・5分休憩」のサイクルを繰り返す。
最初のうちは1記事書くのにかなり時間がかかってしまって焦ったり、他の人と比べて落ち込んでしまったりもしますよね。
文章を書くということに慣れていない最初のうちは時間がかかっても仕方ないとも言えます。
でも、大丈夫ですよ(^^)(何よりも今の状況から少しでも抜け出したくて頑張って取り組んでいる自分を誇りに思ってくださいね)
ライティングは慣れれば誰でも早くなる、とよく言われていますが本当にその通りです。
記事作成を続けていると、どの程度のリサーチが必要なのかも分かってきますし、タイピングのスピードも勝手に速くなります。
自分なりの時短テクニックもひらめいたりもします。
未来を語る前に、
今の現実を知らなければならない。
現実からしかスタートできないからである。
ピーター・ドラッカー
まずは今の自分ができることを精一杯やりながら、コツコツ経験値を積んでいきましょう!
最後に、さらに時短が可能になる「記事の型」というライターにとって重要な考え方をご紹介します。
プロのライターは、いかにこの「記事の型」を自分の中で持っておけるかで、捌ける仕事量も全く変わってきます。
もし良かったらどうぞ。
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ではでは、いつもありがとうございます。また最後まで読んで下さり感謝感謝です。
ケント