ケントです。
読者様は他の記事とは一線を画す記事が書けるといいなと思ったことありませんか?
そのような記事が書ければ、グーグルにも評価され上位表示しやすくなると思います。
そこで今回は誰でも100万に1人の「レアカード」のライターになれる方法をご紹介します。
今回はとてもマニアックな話です。
分かる人には「なるほど!」と思って頂けるかもしれませんが、正直全くピンと来ない人もいるかもしれません(汗)
興味ある人だけ読み進めてみてください・・・。
誰でも100万に1人のじぶんになれる方法とは
「あなたは100人の中で一番になれるモノが何かありますか?」
誰かにそう聞かれたとき、読者様ならどう答えますか?
べつにC++プログラミング言語でアプリを開発できるとか、
マーケティング戦略をもとに中小企業のコンサルティングができるとか、
そんな高度な技術ではなくて(汗)
お手玉を4つ同時に回すことができるとか
一輪車を乗りこなすことができるとか
爪楊枝を口で手を使わず鼻に刺せるとか
なんでも良いです(笑)
だって、これももしかしたら周辺の100人に聞いたら実は自分だけの特技かもしれませんよね?
ところで2020年は東京オリンピックが開催されますね。(めちゃくちゃ楽しみです♪)
オリンピック選手になれる確率ってどのくらいかご存知でしょうか?
「100万に1人」
です。
2012年にiPS細胞の基になる「成熟した細胞」から「多様性を持つ細胞」へと初期化できることを発見した研究成果が認められ、山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
では、ノーベル賞を受賞できる確率ってどれくらいでしょう??
「1000万人に1人」
と言われています。
たとえば、ついに引退したイチローに感銘を受け、
「私もイチローになりたい!メジャーを今から目指す!」
と読者様が声高に宣言しても実現は極めて難しいと思います(汗)
その心意気は共感できるので応援はしたいですが、現実はなかなかなれませんよね。
でも、仮に読者様がこれから練習して、さきほどの3つを同時に、
「一輪車に乗り、お手玉を4つ同時に回しながら、爪楊枝を口で手を使わず鼻に刺す」
これができるようになったとするなら?
で、仮にそれぞれが読者様の周辺100人に1人ぐらいのスキルだとするなら??
100人に1人のスキル × 100人に1人のスキル × 100人に1人のスキル
つまり
「100万人に1人のスキル」
になるのです。
まぁ、爪楊枝を鼻に刺す価値が市場にどれだけあるかは分かりませんが(笑)
ここで、1人の人間が「100人に1人」のスキルを身に付けるためには、およそ1万時間あれば大体なれると言われています。
平日一日8時間だけ自分のスキルに時間を投資するなら、
8時間/日×5日/週×50週/年×5年 = 10000時間
約5年で達成できる計算になります。
で、それを3回繰り返す。
15年もすればさすがにマスターできそうです。
さらに、
その3つのスキルを頂点とした場合、その3つのスキルがあまり代り映えのしない同じジャンルのスキルだとすると、幅のちっちゃい三角形ができますよね?
△
逆に、それぞれ全く違うジャンルで3つのスキルをそれぞれ磨いたとしたら、幅の広いでっかい三角形ができますよね?
△
この三角形の面積がその人のクレジット(信用)となるんです。
たまに、身近な人でも、いろんなジャンルでプロ並みに詳しい人っていますよね。
そんな人は周りも「とりあえず、あの人に聞いてみよう!」ってなると思います。
なぜかというと、その人の情報は信用できるからです。
で、その人から「あー、それならこの商品がおすすめだよ」って言われると、「ありがとう!」と感謝しながら、迷わず即買いですよね(*´▽`*)
「個」と「信用」が重要となるこれからの時代は、自分の希少性を高めることができれば、稼ぎやすくなると言われています。
「自分をレアカード化する」
この考え方を提唱しているのは、株式会社リクルートから公立中学校初の民間校長として教育改革を実現し、また同時に、これからの働きかたや生き方についてよのなかに伝える活動など幅広く展開している藤原和博さんという方です。
この人の考え方はめちゃくちゃオモシロイです。しかも指摘している内容も具体例を示していつも説明するのでストンと腑に落ちます。
書籍も色々出ているのでぜひ。
参考URL : よのなかNET
ところで余談ですが、藤原さんを見ると誰かに似ていませんか?
たぶん、10人中9人くらいそう思ったのでは?(笑)
そう、さだまさしさんです ( *´艸`)
藤原さんも若かりし会社員時代、偶然にも都内のホテルのラウンジで本人を見かけ、
あまりにも自分が似ているということに衝撃を受け、面識は当然ないのに思わず話しかけてみたそうです。
いきなり話しかけられたさださんはそれ以上に衝撃を受け、
「藤原さん、あなたがとても他人とは思えない。真実を知りたいから今から父親に会ってくれませんか?」
と言われ、本当にさださんの事務所にそのまま連れていかれたみたいです。
で、事務所スタッフ全員が藤原さんを見た瞬間、大爆笑(笑)
ある意味、これも藤原さんの100人に1人の顔面スキルですね!
ちなみにお二人はその日以来今も交流があるみたいです。
あの時ホテルのラウンジで話しかけなかったら、こんな展開にはなりませんよね。
やっぱり、行動を起こすことって大事ですね!
個人のレアカードの考え方をビジネスにも落とし込む
自分を100万人に1人の「レアカード化」しておく感覚はこれからの時代重要ですよ!と紹介しましたが、この考え方って個人に対してですけど、ビジネスにも応用できると思います。
ビジネスって「価値を提供すること」なのですが、この価値がレアであればあるほど市場の欲求は高まります。
ただし、誰か一人に対してのサービスではなく、大勢の人が求めるものでなくてはなりません。
この概念を分かりやすく、具体化したビジネスがあるんです。
それは・・・
大分県別府市「湯(ゆ)~園地(えんち)」計画
あー僕は最低です。そんなことは100%起こらないのに何回観てもポロリを期待している自分がいます・・。
別府市は2016年11月、遊園地を湯浴施設とコラボしたPR動画をインターネットで公開し「100万回再生されれば計画を実行する」と市長が突然ぶち上げました。
で、メディアも当然取り上げ、話題は全国に拡散。
わずか3日で軽く目標を達成(笑)
そこから、「クラウドファンディング」や「ふるさと納税」、「一般の寄付」など多角的展開で、約8,200万の資金調達に成功しました。
クラウドファンディング
クラウドファンディングとは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(
crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれる。
もちろん開園すると連日の大盛況。3日間限定でしたが大成功をおさめました。
この計画を通して市のPRも出来たし、収益も確保できたので、めでたしめでたし♪で終わりました。
で、話を戻すと、今回の「湯(ゆ)~園地(えんち)」計画って
お堅いイメージの役所 ×
娯楽を追求した遊園地 ×
動く温泉
なんです。
組み合わせがめちゃくちゃ極レア過ぎでしょ(笑)
だからみんな興味津々で熱狂するんです。
少しイメージが湧いたでしょうか?(*’ω’*)
「レアカード化」がとても大切なことを示してくれた分かりやすい事例だと思います。
個人のレアカードの考え方をライターのスキルにも落とし込む
ここまでライティングとは関係のない話と思われたかもしれませんが、まったくそんなことはありません。
かなり関係する話だと思います<(_ _)>
さきほどの紹介した内容をもう一度お伝えすると、3つのスキルを頂点とした場合、その3つのスキルがあまり代り映えのしない同じジャンルのスキルだとすると、幅のちっちゃい三角形ができます。
△
逆に、それぞれあさっての方向の全く違うジャンルで3つのスキルをそれぞれ磨いたとしたら、幅の広いでっかい三角形ができます。
△
この三角形の面積がその人のクレジット(信用)となるのですが、これが個人スキルやビジネスの話ならライターのスキルや仕事だって考え方は一緒だと思います。
ライターさんってやはり得意なジャンル記事は書きやすいでしょうし、苦手なジャンル記事は出来れば避けたいと思いがちですよね。
なるべく自分の得意なものでやっていこうと思うライターさんは多いと思いますが、仕事の範囲をイメージ化すると、つまり小さい三角形になります。
お決まりのジャンルの中でライター活動を展開することになるので、クライアント様からの仕事の選びしろもやはり狭まります。
一方、全く異なるジャンルでも同時に取り組んでいるライターさんは、ジャンルが違えば違うほど大きな三角形の中で動けます。
当然クライアントからの仕事の選びしろも豊富であるため、仕事が全く見つからないという状況になりにくくなります。
これは、日本最大級のクラウドソーシング「ランサーズ」の記事作成におけるジャンル分けです。
クラウドワークスなど他の同類サイトも同様です。
ちなみにこちらでは、初心者ライターでも活躍できる戦略を紹介しています
最近、お仕事をご一緒させて頂いているライターさんから「ケントさんって汗かき過ぎです!」と言われました。 「はて?どゆこと(;´・ω・)」と僕は思いました。僕は、その方とお会いしたことありません …
前編では、僕が駆け出しライターだった頃の経験も踏まえながら、数多くのクラウドソーシングの中で、とくに「記事執筆」の案件に力を入れているプラットフォームをいくつかご紹介しました。 今回はその後編です。(前編は …
クライアントは、事前に記事作成を発注するときにいずれかのジャンルを選び発注します。(クラウドワークスなど他の同類サイトも同様です)
概ね、記事のジャンルはどんなものがあるのかこれで分かるかと思います。
上記ジャンルの中で「医療系」×「美容・健康系」に強いライターさんなら、その2つのジャンルから仕事を選ぶことができます。
たとえば、記事内容においても「医療知識も盛り込んだプルプル美肌の作り方」紹介記事が作れるかもしれませんよね。
「IT・スマホ・アプリ系」×「金融系」が強いライターさんなら、「ガジェットを駆使したFXの稼ぎ方」紹介記事が作れるかもしれません。
ただの美容系や金融系のみで展開しているライターさんよりもはるかにオリジナリティのある記事になります。
さらに自分の体験談も盛り込めば、ストーリー性も抜群な質の高い記事が出来上がります。
いつも読んで下さりありがとうございます。 前回は、記事とグーグルの関係性を考えると「オリジナリティ」がこれからは重要になってくることをお伝えしました。 そこで、「オリジナリティ」 …
当然クライアント側からみると、三角形の面積が広いライターさんはクレジット(信用)が増し、レアカードになるはずです。
ただ、もちろん大きな三角形を作るためには最初は時間も労力もかかるでしょう。
(最初は1記事完成までに数時間がかかるのでマジでシンドイと思います。頑張って乗り越えてくださいね。)
ですが、あえて全くジャンルの違うものに挑戦し、その壁を乗り越えることで、最終的には大きな三角形を作り出すことができます。
ライティングは、そもそも調べたことを自分なりの視点で分かりやすくまとめ読み手に価値のある情報を提供する仕事です。
書きながらいろんな知識が自然と身に付きますし、全く違うジャンルの知識を積み重ねておくかどうかで最終的には大きな差となるではないかと思います。
最初に苦しい思いをしながらも、先を将来を見据えジャンルの異なる記事にも最初から挑戦しておくと、あらゆるジャンルの知識が深くなり、そして互いに関連性があることに気付き、結び付けることができるようになります。(ゲシュタルト形成って言います)
▶ 超重要!「ゲシュタルト形成」で抽象度思考をさらに高める方法
すると、様々な視点からモノゴトを捉えられるようになるため、他の巷の記事とは一線を画す独特の雰囲気を持った記事が書けるようになります。
ゆえに、読み手から、あるいはクライアントから評価されやすく、後々には息の長い稼げるライターさんになれます。
実際に、いろんな分野に精通しているライターさんと仕事をご一緒したことがあるのですが、普段の話も深い内容で面白く、そんな方が書く記事はやはり質も別格でした。
実際に、アナリティクスなどでそのライターさんの記事を分析すると、「滞在時間の長さ」、「離脱率の低さ」が抜群の結果でした。
毎回納品して下さる記事を僕自身もとても楽しみにしていました(*’ω’*)
もちろん、プロとしてのマインドも身についているので、「ちょっとこれは難しいかなぁ・・・」と思える分野や難易度の高い仕事をお願いしても、当たり前のように「了解しました!」と即答でした。
そんなライターさんは問答無用で信頼できます。
「あ、そのジャンルなら私書いたことありますよ」
こんなライターさんはクライアントから引く手あまただと思います(*´▽`*)
ぜひ、読者様もでっかい三角形を自分の中で作る意識でライター活動に取り組んでみてくださいね!
最初はシンドイかと思いますが、きっとその頑張りが役に立つときが来ると思います。
誰でも100万に1人のじぶんになれるって・・
たとえば今の自分の得意なライティングのジャンルをAとしたら、
A× B・・・ A×C・・・ A×D・・・
の組み合わせで記事化できるか日頃から繰り返しシミュレーションしてみたらいいかもしれません。
Aを軸に、どれだけ他のジャンルと紐づけられるか想像してみるんです。(たとえば美容×車とか)
しかもできるだけ他人に言えないようなバカな組み合わせで。(けっこう本気でおススメします。かなりトレーニングになりますよ)
思考しない限り発想も生まれないので、もしかしたら、超レアカードと思える組み合わせが閃くかもしれません。
もし良い組み合わせネタが思い浮かんだとしたら、それを仕事にも取り入れていけばいいと思います。
上手くいけばクライアント様から評価され、抜擢されるかもしれません。
で、ここからは個人的な見解です。
それでも100人に1人って、簡単に言いますけどけっこう(僕みたいな)凡人には難しいと思いませんか?(汗)
記事で言えば100記事の中で唯一無二の記事なんてやはり難しいと思います。
なので、とりあえず
10記事の中で目立つ1記事を作れる掛け合わせから始めてみる。
最初の目標設定はそれぐらいで良いのかなと思います。
たとえば、Aというジャンルの記事に、少し他のジャンルの情報や知識を持ってきて、うまく引用したり、たとえ話を入れてみる。
A × B
→ 10記事の中で目立つ1記事
A × C
→ 10記事の中で目立つ1記事
A × D
→ 10記事の中で目立つ1記事
で、そこからその掛け合わせを少しずつ積み重ね、知識を身につけていく。
慣れてくればさらに、Aというジャンルの記事に、3つ目として他のジャンルを取り上げ、あえて逆説を唱えてみたり、あるいは、読み手に納得してもらうために波状的にたとえ話として使ってみる。
A × B × C
A × C × D
A × B × D
そして、ゆくゆくはいずれ違うジャンルでも横展開し、仕事を受注していく。
B × C
C × D
D × B
将来的に、自分が書ける分野を少しずつ増やしていく。
A、B、C、D、E、F、G・・・・
これなら頑張ればなんとか自分もレアカードになれるかもと思えますよね。
自分のレベルにあった目標を立て、小さな成功体験を積み重ねていけば良いのではと思います。
今回はかなり難しい抽象的な記事になってしまいました(汗)(人によっては何を言ってるんだ??って思うかもしれませんね)
ですが、今回ご紹介した何かと何かを掛け合わせるスキルをもとに自分を「レアカード化」していくという考え方は本当に重要だと思います。
それはライターさんにおいても同じだと思います。
これからは、ライターにおいても他のライターさんには書けないような記事を求めていかなくてはいけません。
いつも訪問して下さりありがとうございます。 前回は数多くの人に届けるためには「ある重要な考え」がとても大切であることを最後にお伝えしました。 今回はそのことについて書かせて頂きま …
時代の波にうまく乗れるような、柔軟に対応していけるライターさんになってくださいね。
今回もまた最後まで読んで下さりありがとうございました。
ケント