ケントです。
いつもありがとうございます。
僕はウェブ空間の中で作ってみたい世界があります。
しかしながら、その規模が大きくて一人では到底成し遂げられません。
なので、自分の世界観に共感してくれた女性ライターと一緒に取り組んでいます。
嬉しいことに今はおよそ100名の仲間が集まってくれました。
一緒にあーでもない、こーでもないと言いながら毎日ワクワクしながら取り組んでいます。
僕の実現したいことは、女性、とりわけ主婦さんが「書人」として活躍できるステージを作ることです。
ちなみに、このコミュニティーの中では、みんなお互いを「ライター」ではなく「書人」と呼んでいます。
ライターはクライアントへ記事を納品し報酬を得れば基本それで終わりです。
また新たに次の記事に着手し、クライアントへ納品。
そしてまた次の記事へ・・・。その繰り返しです。
ライターとは書く仕事ですが、ごく一部の恵まれた高報酬ライターをのぞき、
生涯これを独りで続けていくのはなかなかの覚悟がいると思います。
何よりも自分の資産としては残りませんよね。
「書人」
自分のために記事を書き、着実に自分の資産として残し、それを「個のスキル」として世の中に発信し稼ぐ人
僕は「書人」をこのように定義しています。
そして、気の合う「書人」が集まり、「ライティングの面白い未来」に向けて全員で取り組んでいく環境、
すなわち、
「書く仕事」を「書く人生」にできるコミュニティーの形成
これを実現するために現在進行形で取り組んでいます。
コミュニティーの中には本当に尊敬でき、魅力的な書人がたくさんいます。
そこで、今回はその中の一人の書人を紹介したいと思います。(ブログは共有できるのでお招きし、執筆してもらいました(*´ω`))
もし良かったら、読んでみてくださいね。
もしかしたら、読者様のライター人生において何かのきっかけになるかもしれません。
ケント
私がランサーズに登録したのは5年ほど前のことになります。
自宅で何か仕事ができないかと考えていた時に『クラウドソーシング』というサイトの存在を知りました。
いくつか仕事に応募し、作業しました。アンケート、単純作業、キャッチコピー(これについては採用されたことはありません)、そして記事のライティング。
日常のことを書いたり、芸能関係の記事を書いたり、実はまったく読んでいない漫画の記事を書いたり・・・。
いろんな記事を書いていくうちに、ちょっとしたテクニックを学び始めました。
『まったく』を『全く』と書かない方がいいというような言葉のことや、求められる文章によって書き方が違うことなど・・・
この辺りで『SEO』という単語も目にするようにもなりました。
少し書くことにも慣れてきましたが、ライティングの仕事をしている時の1文字単価は、多くて0.5円。
そして書いても書いても、その単価は上がっていきません。
ライターとして仕事をしている人もいる中で、どうやったらもっと上の段階に上がれるのだろう?単価を増やせるのだろう?と考え始めるようになりました。
本格的なライティングの道の始まり
その頃、見つけたのが、こちらのケントさんの募集でした。
単価よりも『イチから学べる環境』というコピーに惹かれ、応募。
(当時は全体像を知りませんでしたが)いろいろなサイトがある中で、私はリフォーム記事を書くことになりました。
建築資材販売の事務の経験もあったことから、その知識を生かしながら記事を作成していけるとのこと。
ライティングを学びたいという、当時はまだまだ軽い気持ちだったと思います。
ただ、当時の私にとっては初のワードプレス。
まさに四苦八苦しながらの記事作成でした。
- アイキャッチ画像の作成・挿入
- 画像を適切なサイズに変更・挿入
- 引用の文字を入れる・リンクを入れる
それまではワードで作成して納品していたので、どれも初めてで、マニュアルを見ながら(時に、イヤになりながら)でもきっとこれは必要なことだと自分に言い聞かせながら・・・
なんとか書きあげました。
ケントさんのグループは、記事作成者は、一定の記事数を重ねた添削者に添削をお願いするというシステムです。
添削して頂いた結果は・・・それはそれは、その方に申し訳ないほど、修正箇所の多いものでした。
初歩的な段階からの修正となったため、もちろん、そこでも心は折れそうになりました(笑)
まさに自分との戦い。
意地もあったかなと思います。
リフォームサイトに所属しているほかのメンバーにどうしたらいいのか聞いたり、再びマニュアルと格闘したり、なんとか記事を書きあげ、公開に。
苦労した分、やはり自分の記事が世の中に出ると嬉しいものです。
「契約記事数を達成するまで頑張ろう!」
と気持ちを新たにしました。
そして数記事書き終えた頃、私の気持ちをさらに盛り上げてくれた出来事がありました。
それは、チーム内でケントさんが私の記事を紹介して、『この記事は会話の量など全体的にバランスが良い』と言ってくださったことです。
チャットワークでのチャットを見ていて、まさか自分の記事がそんな風に言われるとは思ってもみなくて
「ん?なんか見覚えがある気がするけど・・・?」
「え!?これ私書いたやつじゃない!?」
ワードプレス確認
「やっぱり私のだ!!え!?なんで!?!?」
1人でなかばパニック気味の私に対して
「こういう風にすればいいんですね!」
「勉強になりました」
などなど次に続くチャット。
中には、誰の記事なのかを探して、私あてにメッセージをくれる方もおられました。
嬉しいという気持ちと、このままで良いんだという安心感。
私のはるか先にライターとしての仕事がかすかに見えた瞬間でもありました。
高校時代の苦い思い出
実は、文章を書くことに対して、私には少し苦手意識があります。
その苦手意識のきっかけは高校3年生の受験前に担任の先生から言われた言葉。
大学受験の二次試験対策で小論文の練習をしていた私は、練習として書いた小論文を当時の担任(担当:国語)に見せました。
文章を書いたり、手紙を書いたりするのはどちらかと言えば好きでしたし、私にとって小論文を書くことは苦痛ではない作業。
だから、構成や見せ方など深く考えずに書いていたとは思います。
でも。
「起承転結って知ってるか?よくこんな文章でここまでやってこれたな」
もう数十年前のことなので、ニュアンスはかなり違っているかもしれません。
が
私にはこんな風に聞こえたんです。
強烈なダメ出しをされた、と私の中でこのことは苦い思い出として心に刻まれています。
だから、今でも文章を書いているとその先生の言葉が頭をよぎりますし、不安になります。
どんな記事でも書きながら「同じようにダメ出しされたらどうしよう?」という少しの不安を抱えている私にとって、記事の流れが良いと言われた出来事は、とても大きな喜びでした。
記事を書き続けることで、高校生の時の苦い思い出は少しずつ薄くなっていますが、けっしてゼロにはなりません。
でも
この思いを抱えているからこそ、記事を書き続けていられるのかもしれません。
リーダーとして
そして、私が10記事ほど書いたころ、サイト内で改革が行われました。
チーム内の数人がリーダーとなり、その下に数人のライターを抱え、教育していく、という制度。
とっても不安でした。
少し自信が出てきたとは言え、リーダーになると責任が生まれます。
当然私の行動は、ケントさんの評価にもつながります。
そこまでの責任を負えるのか、負ってしまっていいのか・・・?
でもケントさんは、「自分はリーダーを全力で守ります」と力強く仰ってくださいました。
そして自分の部屋を作成し、チームメンバーとのやり取りを始めました。
リーダー業の話は、ここでは語り切れないほどのことがあって・・・
残念ながら途中でリタイヤした方もおられますが、一度でも私の部屋に入ってくださった方は20名弱おられます。
そして私の元からリーダーとなり巣立って行かれた方も2人。
今もケントさんの元で一緒に頑張っているメンバーもたくさんいます。
リーダー業を通して、ここでも相手に伝わる言い方・伝え方を学んだことは言うまでもありません。
人によって、立場によって、状況によって、同じ言葉を同じように伝えても、相手の受け取り方は、さまざまです。
ライティングを始めたきっかけも、みなさん違って、ライティングに向き合うモチベーションもまた違います。
作成者の実力や、これまでどれだけライティングをしてきたかによっても、できること、やってもらいたいことも変わります。
そのバランスを取りながら、できるだけライティングを続けていってもらいたい、そう思いながらリーダーをやってきました。
日々、これで良いのかと自問自答しながらのリーダー業でしたが、ランサーズに登録した頃、またライティングを始めた頃には考えてもいなかった世界で、私は次なる世界に向かって動き始めました。
そして、これから・・・
そして今は・・・ライターとして記事を作成、添削者として他の方の記事をチェックしながら、ブログサイトのオーナーもさせて頂いています。
信頼できる仲間たちと共に・・・
ケントさんの力を借りながら、自分の得意分野を生かしたサイトを運営し、さらにそこでも仲間を作って、みんなで一つずつサイトを作り上げています。
まだサイトは作成段階ですが、数年前までのSEOの意味さえしっかり分かっていなかった自分からは想像もできない未来が広がっているのを感じています。
それも、以前ライターとして光を感じた時のような、かすかなものではなく、もっと明るく確実に私の足元を照らしてくれている光。
この先どうなるかは分かりませんが、自分が成長できる場であることははっきり分かっています。
人は何歳からでも、いつからでも新しい世界を広げることができる
私は本気でこれを信じていますし、この信じた道を前に進んでいこうと思ってます。
私の思い描く道とあなたの描く未来は違うでしょう。
でもだからこそ、チームの力でみんなで記事を積み上げていくことで、アイディアを出しあうことで、よりよく、濃密なものになっていくんだと思います。
今目の前にある未来とは違う世界を自分で作り上げていく・・・
そんな経験、あなたもしてみませんか?
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