ケントです。
いつもありがとうございます。
僕はウェブ空間の中で作ってみたい世界があります。
しかしながら、その規模が大きくて一人では到底成し遂げられません。
なので、自分の世界観に共感してくれた女性ライターと一緒に取り組んでいます。
嬉しいことに今はおよそ100名の仲間が集まってくれました。
一緒にあーでもない、こーでもないと言いながら毎日ワクワクしながら取り組んでいます。
僕の実現したいことは、女性、とりわけ主婦さんが「書人」として活躍できるステージを作ることです。
ちなみに、このコミュニティーの中では、みんなお互いを「ライター」ではなく「書人」と呼んでいます。
ライターはクライアントへ記事を納品し報酬を得れば基本それで終わりです。
また新たに次の記事に着手し、クライアントへ納品。
そしてまた次の記事へ・・・。その繰り返しです。
ライターとは書く仕事ですが、ごく一部の恵まれた高報酬ライターをのぞき、
生涯これを独りで続けていくのはなかなかの覚悟がいると思います。
何よりも自分の資産としては残りませんよね。
「書人」
自分のために記事を書き、着実に自分の資産として残し、それを「個のスキル」として世の中に発信し稼ぐ人
僕は「書人」をこのように定義しています。
そして、気の合う「書人」が集まり、「ライティングの面白い未来」に向けて全員で取り組んでいく環境、
すなわち、
「書く仕事」を「書く人生」にできるコミュニティーの形成
これを実現するために現在進行形で取り組んでいます。
コミュニティーの中には本当に尊敬でき、魅力的な書人がたくさんいます。
そこで、今回はその中の一人の書人を紹介したいと思います。(ブログは共有できるのでお招きし、執筆してもらいました(*´ω`))
もし良かったら、読んでみてくださいね。
もしかしたら、読者様のライター人生において何かのきっかけになるかもしれません。
ケント
はじめまして。アユミと申します。
派遣社員として事務職に就きながら、ライターをはじめました。
一歳児を子育て中のごく普通の主婦です。
今日も朝からせっせと夫のお弁当作り。
子どものご飯を食べさせながら洗濯物を干し、非電動自転車でダラダラに汗をかきながら保育園に送り出してきました。
そんなどこにでもいそうな三十路女の、ライターをはじめたきっかけと今についてお話させていただこうと思います。
少しだけお付き合いいただけたら嬉しいです。
産後の求職活動は妥協できない
大学を卒業してから飲料業界に就職。それから結婚を機に退職したのち、私は地方で派遣社員として働き始めました。
出産を経て、いざ職場復帰!と意気込んでいた時のお話からさせていただきます。
みなさんは、派遣社員の働き方をご存知でしょうか?
派遣社員は、どこの会社に派遣されるかで業務内容や勤務時間が大きく変わります。
もちろん選ぶ権利は派遣社員にもありますが、育休明けにもとの職場に戻れることはごく稀で私は新しい派遣先を探さなければなりませんでした。
当時の私の働きたい職場の条件は以下の4つ。
- 通勤時間は、30分以内
- 時短勤務できる
- 休みやすい
- 座って仕事できる
ずいぶん強気な希望でしたね。本当に働く気あるのか?という声が聞こえてきそうです。高校生のころ担任教師から「きみたちは厚顔無恥だ。」と、叱られたことを思い出します。
子持ちは敬遠されるだろうというのもあり、最悪仕事が決まらないことも覚悟していました。
ですが、たまたまタイミングが良く最寄り駅付近で某有名企業の求人がありました。
条件はバッチリ!すぐに顔合わせという名の選考に進みました。
あっさり内定。(これは、かなり運がよかったです。)
そして保育園はというと一歳児4月入園ながらも、これまた希望していた認可園への入園が決定。
地方であるためそこまででは無いものの、県内では保育園激戦区と言われる地域に住んでいたので本当にラッキーでした。
「何もかも順調だなー♪」・・・なんて思っていた矢先です。
勤務先が以前と変更になるため、まじめな私は(←おい)復帰先が決まってすぐに役所へ申告しました。
そこから、全て崩れていったのです。
保育園の入園問題
「正社員でなければ時短勤務は認められません。」
はて?(・ω・)
正社員の場合は、そもそも通常の定時があっての時短勤務でいつかはフルタイムに戻るから、時短勤務でもフルタイム勤務の人と同じように預けられる。
一方で出産前にはフルタイムで働いていたとしても、正社員でなければ「時短勤務は定時が短くなるのと同じ」とみなされ保育園の申し込み時に提出した就労証明書が虚偽になってしまう。
つまりは、そういうことでした。※これはあくまでも、私の住むまちでの話です。
こんなお粗末なことにならないため、保育園の申し込みをするときに何度も何度も役所で確認したはずだったのに・・・。(今思えば、自分の都合のいいように解釈していたんでしょう。)
ダメなものはダメでした。
「元の職場に戻れないなら、就労時間が出産前と同じところを探してくださいね。」
おおう。。。随分と簡単に言われた印象でした。
半ば諦めていた好条件の職場にせっかく内定したんだから無理。
いや物理的には可能かもしれませんが、私の気持ちが無理でした。すでに契約も進めていたので無責任なこともしたくなかったのです。
そこで片っ端から空きがあるかもしれない認可外保育園に電話をしました。
ホントちょいちょいラッキーなことが起こるんですね。
職場の直ぐ近くで入園できる保育園を見つけました。
認可外ですが、企業主導型保育園でしたので保育料も手ごろで認可園とそう変わらない保育のあり方でした。
よかった。。
と思ったのもほんの束の間。
新型コロナウイルスの影響が、私のもとにも及んでいたのです。
働き方改革、どんなふうに働きたいのか
所属する派遣会社から連絡があったのは初出社日を目前に控えていた頃でした。
「派遣先の社員全員がテレワークでの在宅勤務が厳守になりました。」
「アユミさんは自宅待機をお願いします。」
これは、派遣先がテレワーク体制を事前に整えていたすばらしい企業だった故の弊害でした。
もちろん健康が第一だし、家にいることが今は安心。そして新人がいきなり1人で仕事なんて難しいことは納得しました。
それでも、とても悔しい思いをしました。
第一希望の保育園を手放して得た職場もまた、逃げていくのか。
ウイルス相手なんてさすがに不可抗力。
でもこのご時世、今後何が起こってもおかしくない。
派遣社員である以上、いつ首を切られてもおかしくないということはわかっていたはずなのに。
いざその危機が迫ってきてやっと、自分事として捉えられたのだと思います。
将来的に、働き方を見直さなくてはいけない。
とはいえ近くに頼れる親族がいるわけでもなく、夫は転勤が激しく仕事をしているので、私がガツガツ正社員として働く選択肢はありませんでした。
- しっかり働きたいけど、子どもを第一に考えて無理のない働き方をしたい。
- 社会と関わりをもち、身内以外の誰かに必要とされていたい。
私の仕事選びで本当に尊重したいことは、これでした。
そしてたどり着いたのが、自宅でできるライティングのお仕事だったのです。
実際にはじめてみた
「ライティングスクールに通うような気持ちで応募してください。」
たしかそのような文言がかかれており、まずは勉強しようという気持ちで応募したのがケントさんの案件でした。
私は全くの初心者でしたので、自分で1から勉強するよりも教えていただける環境のほうが自分に合っていると思いました。
早速記事を書くことになったのですが、いただいたマニュアルに従い書き進められたので、完成度は置いておいて理系学部出身の私でも初めての記事を完成させることができました。
マニュアルがあることは、ゆとり世代の私にはとっても安心材料。
ぶっちゃけ加入して間もない人間にこんなに詳しいマニュアルを提供するなんて、もしかして私騙されてないかな?最終的に壺買わされたりして・・・。と思ったほどです。(思考回路が一昔前)
また記事は毎回添削をしていただいてるのですが、先輩たちがとても丁寧に対応してくださります。
〇〇なところがよかった!
ここはこうすると、読者にやさしいかも。
次はこんなことに意識してみて!
次の記事も楽しみしてます。
このような感じで、記事の納品後にメッセージをいただきます。
これまたとても細やかに見てくださり、優しい言葉をかけてもらえるので満足感に浸る瞬間です。
本当にありがたい環境にいるなといつも感じています。
あまりにみなさんが親切なので、また壺が頭をよぎるのですが・・・。(どんだけ警戒心強いのか。)
まだ一度も怪しい物販の紹介はされてないので、この先も多分大丈夫だと思います。(笑)
チームでライティングに取り組むということ
現在、私はケントさんのもとで10記事を書き上げることができました。
基本的には楽しく執筆作業にとりかかれているのですが、PCを閉じたくなることもたまにあるのです。
納得できる文章がなかなか浮かばなかったり、何を書けば良いのか悩む時間も記事を書いていくにつれて増えていきました。
でも、一度も投げ出そうと思ったことはありません。
なぜなら、仲間たちが日々ライティングスキルを向上させていくのを目の当たりにしているからです。
同じブログチームのメンバーは、チャットツールを使って毎日活発にやり取りしています。
わからないことは聞いてみたり、他の方の記事を参考にしたり、記事の添削や修正などを行ないながら記事を完成させていきます。
そして記事が公開されると自由に感想を投げかけてもらえるし、自分も誰かの記事を読んで良いところを学ぶことができます。
同じタイミングではじめたチームメンバーが、どんどんレベルを上げていく姿をすぐ横で見てる感じです。
それが、私にとってはとても刺激になっています。
1人でライティングしていたら同時にスタートをきった誰かを意識するなんて、絶対にないことですよね。
チームで取り組んでいるからこそ、続けてこられました。
私も頑張らなくちゃ!そう思いながらも自分のペースで取り組める環境がここには用意されています。
人生を豊かに
ライティングをはじめて、私は普段の生活でも言葉選びを丁寧にするよう心がけるようになりました。
それはなぜかというと、同じことでも伝え方によって相手がどう感じるか変わることを学んだからです。
以前は感情のままになんでも口にしてしまうことが多かったのですが、心なしか夫婦喧嘩は減っている気がします。
絶賛イヤイヤ期の息子へどんなふうに声をかけてあげたらいいか?ということも、自然に考えられるようになりました。
また、私の仕事に対する考えかたには変化がありました。
人生を豊かにするためにお金を稼ぐのに、無理して働くなんて本末転倒だよね。
→人生を豊かにするためにライティングをして、お金も稼ぎたい。あと、ちょっと頑張る。
ライターというとすごく仕事ができておしゃれな感じがしますが、私のようなごく普通の主婦でも足を踏み入れることができました。
私は文章を書くことを学んだ経験がなかったので、当初はだれかに自分の記事を見られることにとても恥じらいがありました。
けれど今はちょっとくらい教科書通りでは無いほうが、もしかしたら誰かの目に留まる記事が書けるかもしれないとも思います。
- 通勤時間?・・・ナイナイ!
- スケジュール管理?・・・自分でできちゃう!
- 座り仕事がいい?・・・腰が痛いときはちょっと立ってリビングをうろうしてるよ!
少々強気な職探しでも、ライティングなら希望が叶うかもしれませんね。
最初の一歩は踏み出すのに勇気がいりますが、新しい世界へ飛び込むことって本当に楽しいですよ。
私は今の気持ちを忘れずにいられるよう、この手紙をしばらくしたら読み返そうと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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