ケントです。
いつもありがとうございます。
僕はウェブ空間の中で作ってみたい世界があります。
しかしながら、その規模が大きくて一人では到底成し遂げられません。
なので、自分の世界観に共感してくれた女性ライターと一緒に取り組んでいます。
嬉しいことに今はおよそ100名の仲間が集まってくれました。
一緒にあーでもない、こーでもないと言いながら毎日ワクワクしながら取り組んでいます。
僕の実現したいことは、女性、とりわけ主婦さんが「書人」として活躍できるステージを作ることです。
ちなみに、このコミュニティーの中では、みんなお互いを「ライター」ではなく「書人」と呼んでいます。
ライターはクライアントへ記事を納品し報酬を得れば基本それで終わりです。
また新たに次の記事に着手し、クライアントへ納品。
そしてまた次の記事へ・・・。その繰り返しです。
ライターとは書く仕事ですが、ごく一部の恵まれた高報酬ライターをのぞき、
生涯これを独りで続けていくのはなかなかの覚悟がいると思います。
何よりも自分の資産としては残りませんよね。
「書人」
自分のために記事を書き、着実に自分の資産として残し、それを「個のスキル」として世の中に発信し稼ぐ人
僕は「書人」をこのように定義しています。
そして、気の合う「書人」が集まり、「ライティングの面白い未来」に向けて全員で取り組んでいく環境、
すなわち、
「書く仕事」を「書く人生」にできるコミュニティーの形成
これを実現するために現在進行形で取り組んでいます。
コミュニティーの中には本当に尊敬でき、魅力的な書人がたくさんいます。
そこで、今回はその中の一人の書人を紹介したいと思います。(ブログは共有できるのでお招きし、執筆してもらいました(*´ω`))
もし良かったら、読んでみてくださいね。
もしかしたら、読者様のライター人生において何かのきっかけになるかもしれません。
ケント
こんにちは。
書人のsaoriku03(さおりく)と申します。
年は30歳、現在4歳と1歳の2人の男の子を育てながら事務の仕事をしています。
私は2021年4月ごろからライターとしての活動を始めました。
まだまだ勉強中の身でございます。
今回はありがたいことにケントさんからお声がけを頂き、ライターを志す読者様にあてた『手紙』を書く機会を頂戴しました。
ドラマチックな人生ではないけど、せっかくだから語ります!!
ところで、読者様はライターは元々文章を書くのが上手な人なんだろうな、と思っていませんか?
実は全くそんなことないんですよ。
SNTには色々なタイプのライターがいます。
私のように子育てをしながらライターをしている人もいれば、50代でライターデビューをされた方もいます。
皆、スーパーウーマンですっごく眩しい!
SNTに入会したばかりの頃、「私みたいな文章を書くのがそんなに好きじゃない凡人がここでやっていけるのかな」と不安になったことを覚えています。
でも、大丈夫!
ケントさんはもちろん、先輩方や同期の方、そして後輩の皆さんにもいっぱい支えてもらって現在9記事目に挑戦中です。
これから、私がライターを志した理由や、書くことへの思いの変化など綴っていきたいと考えています。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
私がライターを志した理由
読者様には好きなことや趣味はありますか?
私にはこれといった特技も、趣味もありません。
持っている資格は秘書検定2級と、2回目の育休中に取った普通運転免許(ペーパー)と、なぜか勢いで取った危険物取扱者と消防設備士の乙種4類のみ。
仕事もいわゆるOLで、珍しいものではありません。
今は子どもたちが私の生活の全てなのではと思っています。
そんな私がライターを志した理由は2つあります。
- 「おかえり」と言いたかったから
- 「何もない」ことが怖くなったから
それでは、詳しくお話していきますね。
理由① 「おかえり」と言いたかったから
先ほどお話ししたとおり、私には2人の息子がいます。
今は2人を別々の保育園に預けて時短正社員として仕事をしています。
毎日16:00に仕事を終えて、17:20に長男のお迎え、自転車を20分ほど爆走させて次男をピックアップして18:00頃に帰宅をする生活を送っています。
私が勤めている会社は子が保育園を卒園するまでは時短勤務を認めてくれますが、それ以降はフルタイムになります。
次男が保育園を卒園する5年後、フルタイムで働きながら小学生2人のサポートをするのは到底無理な事でしょう。
また、小学生は帰宅時間も早く、私がフルタイムで働くとなると学童保育を利用しても1時間以上子ども達だけでお留守番をさせることになります。
誰もいない暗い家に帰るのは子どもにとってとても怖いことだと思います。
そのため、学校から帰ってきた息子たちに「おかえり」と言ってあげることができるよう、在宅ライターを志すことにしました。
理由② 「何もない」ことが怖くなったから
SNSを見ていると、お母さんになっても可愛い人や、趣味を楽しんでキラキラしている人をたくさん見かけます。
一方、私には趣味がありません。
……いや、正しくは趣味を全て辞めてしまいました。
大学生の頃から7年続けた地唄三味線はお稽古の時間が取れなくて、長男を出産する前に辞めました。
自分の三味線を持っていたし、年に2回自前の振袖を着て舞台にも上がっていました。
三味線には青春を捧げましたし、その後職場で出会った主人とお付き合いをするきっかけにもなったとても大切な趣味です。
子どもと仕事のために全力で生きる毎日。
「幸せだけど、この子達が大きくなって手を離れた時に何もなくなってしまうのではないか」と毎日不安でなりません。
「私にはコレがある」と自信を持って言えるものが何か一つ欲しいと常々思っています。
ライターは、時には自分が知らないテーマで記事を書かなくてはなりません。
確かに知っているものに囲まれているのはとても心地がいいものです。
しかし、知識を増やして記事を書きながら自分の世界を広げることができるライターの仕事は「何もない」私にはとても魅力的なものでした。
私のライターとしてのルーツ
実は……
私は元々書くことはそこまで好きではありません(苦笑)
幼い頃に友人としていた交換日記は必ず私が止めて自然消滅させ、ブログは1記事目から何を書いて良いかわからず、そのまま閉鎖。
「自由に何かを書く」ということがものすごく苦手なのです。
文学部日本文学専攻を卒業しているので周りからは「本が好き」と思われがちですが、活字は眠くなるのでほとんど読みません。
お察しの通り私、全くライターっぽくはないんですよね。
もともとそんなに好きではなかった書くことになぜ今挑戦しているのか。
書くことのルーツと思いの変化に触れていきたいと思います。
大学受験で「書くこと」に触れる
私の書くことのルーツ、それは大学受験で学んだ「小論文」です。
昔の話になりますが、私は大学付属の中高一貫の女子校に中等部の時から通っていました。
友人のほとんどは中学から大学までエスカレーター式にそのまま内部進学をしていきました。
しかし、私は大学からはどうしても外部に出たくて受験をすることにしました。
受験をする上でものすごくネックだったのが英語です。
私は蕁麻疹が出るほど英語が嫌いで、テストは心を無にして問題集を丸暗記して何とか乗り切っていました。
無謀にも有名大学に英語を使わず進学したいと思っていた私は、全ての志望校を推薦入試で受験をしました。
もう10年以上前の話なので記憶が曖昧ですが、推薦入試の受験科目は小論文と面接だけだったと記憶しています。
小論文はテーマに沿って800〜2000字程で文章を書いていきます。
構成は序章(問題提起)→本論①(意見)→本論②(論拠)→結論というように組むのが一般的です。
ちょっとだけライティングの方法に似ていますよね。
当時はまさか自分が「書く」仕事をするとは思っていませんでしたが、小論文は私の書くことのルーツとなりました。
1人のクライアントさんとの出会い
時は流れて2021年4月、私は2人目の育休が明ける直前にクラウドソーシングサイトでライターとしての活動を始めました。
駆け出しのライターあるあるかと思いますが、低単価の仕事をこなしまくり、実績を積む毎日。
書いても書いても全く稼げず、「こんな割に合わない仕事辞めてやるわ!!!」という気持ちと「いやいや、在宅で稼げるライターになってやる!!!」という気持ちを同時に抱えながら案件をこなしていました。
ある日「なんとなく書けそうだから」という理由で応募した「保育園に関する記事」の作成。
このクライアントさんとの出会いが私の人生のターニングポイントとなりました。
詳細は割愛しますが、この案件がきっかけとなり、Web記事を書くことに対して本気で取り組むようになります。
仕事を続けながら稼ぐために、もっとしっかり勉強できる環境に身を置きたいと思い、オンラインのライティングサロンを探すことにしました。
SNTとの出会い
オンラインサロンを探していく中で、クラウドソーシングサイトでSNTの「1記事添削サービス」を見つけました。
「SNTとか聞いたことないし、女性限定とか今流行りの主婦を対象にした詐欺なんじゃ……」とものすごく疑いつつも応募。(疑ってすみませんでした)
「ネットで検索しても口コミとか出てこないし、Twitterも全然情報ないし怖いな。」と思いながら記事の執筆と添削の申し込みを終えました。
添削が終わるまでは「やばい人たちだったら全力で逃げよう。」と思って過ごす毎日でした。(失礼なことを思ってて本当にすみません)
提出した記事は恥ずかしくなるようなものでしたが、添削者の方に丁寧に添削をしていただいたことで見えてきた問題に衝撃を受けました。
SNTの皆さんに心の中で非礼を詫びつつ「もっともっとライティングの勉強したい。」と思い、SNTへの入会を決意しました。
「何もない」ことは怖くない
長くなりましたが、私がライターを志した理由や書くことのルーツと思いの変化について語りました。
独学でライターの仕事をしている人はたくさんいますが、私には励まし合える仲間たちと一緒に頑張ることができるSNTでの活動が性に合っていると思います。
「何もない」ことが怖くて飛び込んだライターの世界。
記事を書くたびに自分の知らなかったことに出会い、「何もない」と思っていた私の世界を広げてくれる大切な存在となりました。
まだまだ学ぶことはたくさんありますが、夢である在宅ライターを目指して日々精進していきたいと考えています。
さあ、あなたも一緒に新しい世界に飛び込みませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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